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キャリアコンサルタント<学科試験対策>

<試験概要>

  • 出題形式:四肢択一のマークシート

  • 問題数:50問

  • 試験時間:100分 🔖1問に2分も時間をかけられる!

  • 合格基準:100点満点(2点×50問)で70点以上の得点。 🔖35問以上!

  • 受験料:8,900円

  • 出題範囲:2020(令和2)年度からのキャリアコンサルタント試験の出題範囲は「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目」となりました。 🔖出題範囲は絞り込みづらく、かなり広い!

  • 法令基準日:2023年度試験の問題の解答にあたっては、2023年4月1日の時点で既に施行(法令の効力発生)されている法令等に基づくものとします。なお、試験範囲に含まれる時事的問題など、キャリアコンサルティングに関連するものとして知っておくべき知識・情報については、基準日にかかわらず出題される可能性がある。 🔖解けない問題があるのが普通!

<試験対策>

まず前提として35問正解するための準備をすることが大切です。(15問も間違うことができる)
私の経験として学科試験対策としては下記の3つの準備が特に有効と思います。

  • 過去問

  • 参考書

  • 理論家・用語をまとめる

続けて詳細について解説していきます。

※注意 私の個人的な意見ですので、ご自身が良いと思うところがあれば活かしていただければ幸いです。合格点を保証するものではありませんのでその点ご理解ください。

●過去問

過去問を解き進める流れは以下の通りです。

①過去問を印刷する
②時間を測って問題を解く
③2〜3回は同じ過去問を解く
④答え合わせする

では詳細なポイントを解説していきます。


①過去問を印刷する

筆記試験本番は紙ベースの問題用紙でマークシートで回答することになります。過去問を解く際は紙ベースの物を準備して本番と同じような環境で過去問を解くをおすすめします。

<おすすめの目安>
・過去3回〜10回分の過去問を最初に印刷し切っておいてください。それぞれの過去問を2〜3回分を問題用紙・回答用紙両方を印刷しておくことをおすすめします。都度印刷をする手間も省け、印刷済みの過去問を解いていくことで徐々に未回答の問題がなくなっていき達成感も味わえます。過去3回分は公式ホームページから入手可能です。それ以外が入手できない方は、可能な範囲で良いかと思います。同様の過去問としてキャリアコンサルティング技能士2級の過去問も活用できますのでこちらは活用してみてください。

<国家資格キャリアコンサルタント過去問題>

<国家検定 キャリアコンサルティング技能士2級>

https://www.career-kentei.org/about/learninfo/


②時間を測って問題を解く

学科試験は時間に余裕があるという方が多いかと思いますが本番を意識して毎回時間を測ることをおおすめします。時間感覚を身につけることで当日も焦らず回答を進めることができます。
お時間がまとまって取れない方は部分的に回答していくことも良いかと思いますが、可能な限り集中して時間を測って50問全て解ききることをおすすめします。


③2〜3回は同じ過去問を解く

<おすすめの目安>
・過去3回〜10回分の過去問を解くことで問題の傾向を理解しよく、出題傾向やポイント、苦手箇所を把握する。
・それぞれの過去問に対して2〜3回解くことで記憶定着の効果が高まります。

<過去問の取り組み方>
①でお伝えしたように最初に「これだけは必ずやり切る」やるという風に決めて印刷した分をひたすら解いていきます。もちろん不足すると感じる場合は追加で印刷して解いてください。個人的な経験から目安は過去3回分〜10回分を2〜3回解くことをおすすめします。解答の際は問題用紙に書き込み可能ですので問題用紙も使い回しせず解く回数分チェックしながら解く練習をすることを強くおすすめします。


④答え合わせする

正解を確認するだけでなく、不正解の理由を確認する。
答え合わせをすると当然ですが点数が出ます。その点数に一喜一憂することなく、着実に回数を重ねていってください。50問の問題構成には特徴があります。以下のようなヨコ解きツールを使ってどの問題がよく間違えているのか?傾向を掴むことも合格への近道かと筆者は思います。

<みんなで合格☆キャリアコンサルタント試験>


☝️ポイント

発表された学科試験の正答は、解説がありません。そこで過去問題を解くときは、正解か不正解かだけでなく、選択肢ごとに、なぜ適切なのか、なぜ不適切なのか、確認しておくことが大切です。わからない箇所は自分なりに調べて理解を深めることが重要です。
また、設問は「適切なものを選ぶ」、「不適切なものを選ぶ」、の両方あるので注意すること。日本語の表現に注意し「適切」なのか「不適切」なのか、問題文に〇印をつけて間違えないようにしてください。
学科の過去問題は新しいものから、遡ってやっていくのがよいでしょう。
また、出典の法律・報告書などの資料は出題時点のものです。
古いものは、出題時点のデータや法律が改正されているものもありますのでご注意ください。
学科は回数勝負です。各回を繰り返し解いてください。
80点平均取れるようになれば本番で合格圏内だと思います。


●参考書

筆者が活用して良かったと思うものに厳選しています。
筆者が学科試験を受けた会場でも多くの受験者が持っていました。
養成講座の分厚い参考書から、試験に出やすいポイントをまとめたテキストです。
中身は、イラストや「超頻出」、「必読」といったアイコンが示され楽しみながら勉強ができる本です。
また、テーマの終わりに、速習!一問一答があり、知識を確認する問題があり、理解できたかのテストがあります。
問題集の最後に、本番さながらの模擬問題集(1回分)があります。
学科試験対策には、必須の参考書です。

 おすすめ1

学科試験の全体像をおさえられます。
2周くらいしておく事をオススメします。

 おすすめ2

一度は悩む理論家の暗記。
これの本はきっちりまとめられていますが、過去問など問題を解きながら情報を加えたり、自分なりに理論家別にまとめる事で記憶を定着しやすくなります。
試験会場でも直接までこの本を眺めている方多数いました。

 おすすめ3

通称「木村本」。この本から多くの問題が出題(引用)されていますので、一度見ておいた方が良い本です。
過去何年もこの本から出題されている実績があります。中には本の原文そのままを使用しているものもあります。試験直前でも一読しておく価値があります。
特に以下の2つの章は必読です。
「キャリアコンサルティングと人事・労務管理」「キャリアコンサルティングにおけるキャリアカウンセリングの実際」


 おすすめ4

近年学科試験の合格率は下位によりかなりばらつきがあります。
確実に合格を勝ち取るには、やはり数をしっかりこなしておく事は何より重要と思います。そんなみなさんの総仕上げを補助してくれるのがこの問題集です。
最近の過去問3回分を2〜3周解いてしまった方にオススメです。
この本の購入の前に、まずは過去問を解く事をオススメします。


●理論家・用語をまとめる

理論家と理論と関連用語など最後まで苦戦する方が多い内容です。過去問を解きながら出題された理論家をまとめ自分の手で作成することをおすめします。自身で作成していくプロセスで記憶定着しますし、試験当日も最後の最後まで紙にまとめられていると確認できます。
私は暗記系のものは全て紙に手書きで作成し、過去問を解きつつ都度書き加え作成していきました。試験当日もお守りのように最後まで短期記憶にも頼り試験に挑みました。


<著者おすすめYouTubeとその使い方>

学科試験においてはYouTubeはかなり有効なツールと筆者は考えます。

実技試験(論述、面接)についてはYouTubeはあまり色々見すぎると何をすれば良いかわからなくなる可能性があります。
キャリアコンサルタントを志すみなさんならご存知と思いますが、一人ひとりスタイルは違います。その点をご注意頂き、何のためにYouTubeで学ぶのか忘れないようにして下さい。

<理論家暗記向けオススメYouTube>

自分が使っているテキストや理論家をまとめたノートのここに書いてある!ってのをイメージしてひたすら理論家を覚えるのに聞いていました。また自作のノートに都度書き加えることで、少しずつ範囲を拡大していくことができます。


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