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焙煎度について②

前回の焙煎度の話の最後で1ハゼ、2ハゼという言葉を出しましたが、今回はこの「ハゼ」について書きたいと思います。
焙煎の工程ですが、まずこのような生豆から焙煎していきます。

皆さんが飲んでいるコーヒー豆とは全然違いますね!これに火を入れていくと黒いコーヒー豆になっていくのです。
焙煎していると、次第に豆が膨らんできます。このとき、豆の中では色や味の化学反応が起きているのですが、同時に二酸化炭素と水蒸気も生成されています。
この気体の膨張によって、豆の細胞が破壊されますが、このときの、パチ、パチ、パン、パン、ピチ、ピチという音がなる反応を「ハゼ」というのです。
焙煎しているとこのハゼが起こるタイミングが2回あります。
1回目は190度前後まで豆の温度が上がったときに鳴ります。パチパチ、パンパンという音です。これを「1ハゼ」といいます。
しばらくするといったん音は鳴らなくなりますが、細胞の破壊は進んでいきます。
2回目は210度を超えてからバチバチ、ピチピチという音が鳴ります。これを「2ハゼ」といいます。
ハゼは焙煎度をどこまで深くするかの基準の1つになります。

ConMeoCoffeeでは浅煎り、中煎り、中深煎りを販売していますが、以下のような基準としています。
・浅煎り・・・1ハゼ終わりぐらい
・中煎り・・・1ハゼと2ハゼのちょうど真ん中ぐらい
・中深煎り・・・2ハゼちょうどぐらい

焙煎はフライパンやコーヒー焙煎用の手網、下のリンクのような器具などでもできますので、興味がある方は生豆を買って焙煎してみてはどうでしょうか(=^・^=)
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