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ないから作りたいカーモデルの棚卸し
カーモデルを作り始めた頃は、市販のキットだけでも「あれを作りたい」「これも作りたい」というものがたくさんあり、プラモデルという商品の性質上、手に入るときに手に入れておかないと後々では手に入れられなくなるため、とりあえず作りたいものは購入して積んでおく必要が生じます。
そうして積まれていったものだけでも現時点で数十点あるわけですが、これがまた不思議なもので、積んであるものを作ればいいのに、なぜかキット化されていない車を作りたくなってしまうという厄介な願望が首をもたげてしまいました。
3Dプリンターの登場で、その願望を現実に形にする手段を得たわけですが、現在のところ、昨今流行りの生成AIのように「この車を3Dプリントしたい!」と言って出来上がるわけでもなく(そうなってくれたら…と願わずにはいられませんが)、ちまちまとモデリング作業をしつつ願望を形にする毎日です。
我が家に3Dプリンターを導入してから1年半ほど経ちますが、おおよそカーモデルを一通り組み上げるに足りる知見は整ってきたかと思います。まあかなりの数の残骸は見るに忍びないですが…
前置きが長くなりましたが、この記事はこれから作りたい、しかもキット出てない or 手に入らない車リストを作っておこうかという、全く自分のためだけの記事となっております。
イギリス車
トライアンフ TR2 / TR3 / TR7 / TR8
イギリスのスポーツカーメーカー(だった)トライアンフ。TR4、TR5、TR6は手をつけているので残りはほぼ同じボディのTR2/TR3及びTR7/TR8となっています。
トライアンフ SpitFire MK1 / MK2 / MK3 / MK4 / 1500
同じくトライアンフのスピットファイア。これも歴代モデル並べたい。
MG-A
MG-B はキットがあるのですが、その先代のMG-Aの方が好きなので。
イタリア車
アルファロメオ 8C / 4C
言わずと知れたアルファロメオのトップモデル 8C、とその小型版 4C。並べたいですよね。
アルファロメオ スパイダー デュエット / ヴェローチェ
ジュリアのオープンモデルとして登場したスパイダー。
アルファロメオ 2uettottanta スパイダー
こちらはそのスパイダーの現代版コンセプトモデルです。これは欲しい(笑)。
車名は「Duetto」の「D」を数字の 「2」で置き換える言葉遊びですね。2ーシーターを強調したかったんでしょうか。元々のDuettoも2シーターですが。
アルファロメオ ブレラ コンセプト(2002)/ 市販型(2006)
このブレラのコンセプトモデルが発表された時はかなりの衝撃を受けました。そして市販型が発表された時も別の衝撃をうけました。市販サイズに収めるためにちょっと寸詰まりになってしまった事が残念です。
ちなみにかつてブレラに乗っていました。
アルファロメオ ディスコ ヴォランテ(1952 / 2012)
その名も「空飛ぶ円盤」という、奇抜なデザインの車がこの「ディスコ ヴォランテ」です。
「円盤み」は多少弱まったものの、1952のデザインの現代的な再解釈としては極めて完成度の高いデザインかと思います。8Cをベースに8台製作されており、ただの飾りではないコンセプトカーになっています。
アルファロメオ アルフェッタ GT / GTV
アルフェッタはクーペ版もあるのですが、どちらかというとハッチバックタイプのGT / GTV の方が好みです。
フィアット 124 スポーツ スパイダー
フィアットでは124という車名を持つ車は色々あるのですが、こちらは近年マツダのロードスターと兄弟車として現代版が発売されたものの旧車のほうとなります。
この車を知ったのは「ある日どこかで」という映画で、脚本家役のクリストファー・リーブ(スーパーマン役でお馴染み)が現実逃避しようと車を走らせてミシガン湖に向かうシーンでした。かっこよかったな…
フィアット ディーノ クーペ / スパイダー
フィアットという会社は不思議な会社で、時々こういうイケてる車を出してくる会社です(笑)。
リアクオータービューが特に美しい。
スパイダーもね。
ランチア フルビア クーペ / スポーツ ザガート
最近イプシロンの最新版を発表して突如息を吹き返したランチアですが、実はいいデザインの車がたくさんあるのです。その中でも売れそうなのにキットがない車の代表がフルビア。
セダン型のベルリーナは無骨な箱型ですが、クーペはすっきりとしていてとてもいいデザインです。
そしてザガートの手になるモデルもあります。この車もリアクォータービューが最高。
フランス車
ルノー シュペールサンク
ガンディーニデザインというと、カウンタックやストラトス、X1/9のようなウェッジシェイプが有名ですが、ときに実用車のデザインにもその才が発揮されています。オリジナルのデザインを生かしつつ最小のラインでスパッと形状が決められているシュペールサンクはその代表例かと思います。
シトロエン C4 サルーン / クーペ(2004)
一時期、購入を検討していたものの(実車です)、タイミングが合わずにそのままになってしまい、気が付いたらモデルチェンジしてしまっていた車です。
サルーンのリアの丸い落とし込みがとても美しいです。
アルピーヌ A310
アルピーヌといえばA110が有名で、現代版も出ていますが、A310もなかなかかっこいい車です。A310のキットは古いものがあるようなのですが、手に入れづらいので、いっそのこと自分で作ろうという気になっています。
ドイツ車
BMW Z3(後期型)
タミヤさんから前期型のZ3は出ているのですが、後期型が欲しいのです。実は後期型のZ3に乗っていました。この車は一目惚れで、初めてみた時から絶対この車に乗ろうと思っていました。数年後願いが叶った時はほんとに幸せでした。
BMW Z4 Mクーペ(2006)
Z3がモデルチェンジというかZ4に成長してしまって、しかもデザインテイストもクラシックな趣からクリス・バングルスタイルになってしまったため、Z3の後の車をどうしようかという気持ちの行き場がなくなってしまったのですが、Z4のバリエーションのうち、Mクーペはちょっと心惹かれました。
とくにリアブレーキランプ周りの形状がリフレッシュされた後期型は、タイミングが合わず結局断念しましたが、実際に購入を検討したほどです。
Audi TT クーペ / スパイダー
初代が売られていたころ、乗ってみたいと思ったのですが、BMW Z3の方が圧倒的に欲しかったので見送られた車です。2代目以降はちょっと好みからズレてしまったので、結局乗らずじまいでした。
VW ゴルフ
大学時代、最初に買った車がVW Golfでした。手に入れた時点で10年以上落ちのMk1のディーゼルで、交差点でクラッチワイヤーが切れたり、なかなか大変な車でした。
EV化の波でもうゴルフも終了と言われていたかと思いきや、最近8.5世代という中途半端な呼び名でマイナーチェンジモデルが発表されました。5 → 6 もほとんどマイナーチェンジでしかなかったことを考えると9と呼んでもいいのにと思いますが、煮え切らない感じですよね。
そして歴代ゴルフをずらっと並べたら楽しそうという、そういう企画です。キットはMk5まで出ているのですが、その後がありません。作るしか(笑)
日本車
日産(Datsun) Type 14
日産の原点という事で、ぜひ作ってみたいです。
日産 Be-1 / パオ / フィガロ / エスカルゴ / ラシーン
いわゆる「パイクカーシリーズ」を並べてみたい、という願望です。
ホンダ シビック
VW ゴルフと同じく、歴代のモデルを並べたいというところですね。なんとなく思い入れがあるのはEG-6。オンボロのゴルフに嫌気が差していた頃に購入を検討したモデルです。
おわりに
我ながら長いリストに驚き。市販のキットだけでも作り切れるかという量なのに、このリストを消化する事が可能なのかどうかわかりませんが、とにかく願望の可視化ということで、ご容赦くださいませ。
全部できたらとても幸せだろうなぁ…