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【製作中】フジミ 1/24 VW GOLF GTI (mk2) その1

過去記事でも何度か触れましたが、歴代VW GOLFを並べたいと思っていまして、その野望(というほど大袈裟ではありませんが)は少しずつ進めています。

このキットはフジミさんのVW GOLF、世代としては2代目になります。「RABBIT」はアメリカでの名前です。「golf」という単語はスポーツのゴルフと同じですが、ドイツ語では「湾」という意味で(英語の「湾」のつづりはgulf)、大西洋をヨーロッパに向かう暖流のメキシコ湾流「golf stream」に由来するそうです。

VWには他にパサート(貿易風)、ジェッタ(ジェット気流)、ボーラ(アドリア海沿岸風)、シロッコ(サハラ砂漠南東熱風)、ヴェント(イタリア語で嵐)など、風にちなんだ名前の車が多くあります。最近は車の名前にアルファベットと数字だけの記号的なものがつけられることが多いですが、名前は車のイメージを決める重要な要素なので、そこを放棄して欲しくはないですね。

さて、基本的にはキットをそのまま作って行きたいのですが、気になる点が何箇所か。

まずフロントのバンパー。ボディ側面に伸びていますが、後端の長さが足りません。一旦パテで長さを伸ばしてみます。

バンパー後端を延長

長さとしてはこれくらい必要だと思います。ただもう一つイマイチな点が。

フロントバンパーの厚み

フロントバンパーの後端が厚すぎます。フェンダーと同じくらいの位置に来て欲しいので削りたいのですが、段差モールドがあるのできれいに削るのが難しいです。また左右を同じにしたいので、結局3Dプリントで作り直しました。

フロントバンパーの形状を修正

全体的にボディとのバランスをとって作り直したフロントバンパーがこちら。

リアバンパーは長さは問題ないものの、厚みについてはフロントバンパーと同様に左右が厚すぎます。

リアバンパーの厚み

こちらも同様に3Dプリントで左右の厚みを修正しました。

修正したリアバンパー

次はボディサイドのモール。キットのパーツは真っ平の板なので、まるでプラ板を貼ったみたいになってしまいます。段差のところにGTIの赤いラインが入るので、真っ平では困る、というわけです。

3Dプリントでディティールを追加したものを作りました。

サイドモールをディティールアップ

最後はフロントグリルですが、そのままはめると左右に隙間が開いてしまいます。また周囲にGTIの赤いラインが入るのですが、入っているモールドは一旦埋めてしまいます。左右の隙間はプラ板を貼って、ちびちび削りながらピッタリ入る形にしました。

フロントグリルの幅を修正

そんなわけで大きな修正はこれで大体終了です。あとは普通に組んでいくだけ…だといいですね(笑)

ではまた。


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