りんりん

日々の気づきや思いを率直に。生きるって難しい。 #元不登校 #摂食障害 #うつ病 良かったら、フォローしてください💐💐

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普通で特別になりたくて

私はずっと普通になりたかった。 普通に起きて、学校に行って、バイトをして、 ご飯を食べて、お風呂に入って、寝て… 誰もが普通にやっていることを 自分もただ普通にやりたかった。 それはとりわけ難しいことじゃないし、 みんなが当たり前のようにやってるんだから わたしにもできて当然。 そう思うのに、現実はうまくいかなくて、 思い描く普通から離れていっていた。 普通ができないわたしが次に求めたのが 特別になること。 誰にも認めてもらえる私の存在価値になり得る 特別がほしかった

    • 憧れの夫婦

      おじいちゃんとおばあちゃんは仲がいい。 二人は恋愛結婚で結ばれて、 もう半世紀も一緒にいる。 そんな二人だが、今は別々に暮らしてる。 おじいちゃんが癌になって、 入院することになったからだ。 そんなおじいちゃんの元に おばあちゃんは毎日、通い続けてる。 雨の日も、風の日も、 娘や息子が運転する車に乗って おじいちゃんに会いに行く。 病室でおじいちゃんは おばあちゃんの作った弁当を食べる。 小さな小さな一口サイズのおにぎりたち。 おじいちゃんが完食すると、 おばあちゃ

      • 人生ツイていないけど、周りの人に恵まれた訳

        こんにちは、りんりんです。 まず、わたしの人生についてお話しさせていただきます。 わたしの人生は十七の時まで順風満帆でした。 彼氏もいたし、勉強もそこそこできたし、 家族や友人関係も良好だったし、 幸せな日々を過ごしていました。 けれども、そこから転落しました。 うつ病、摂食障害、解離性障害という病に 侵され、希死念慮、自傷行為、緊急搬送、閉鎖病棟… 今まで縁のなかった闇の世界に引き込まれました。 本当に死のうと思いました。 というか、死にかけました。 そんなわたしで

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        • 今日も何もできなかった

          うつ病になって、ずっと言われること 「休め、自分を大切にしろ、無理するな」 その言葉を守ってきたからこそ、 回復してきた訳ではあるが、 今現在のわたしはその言葉が大嫌い。 その言葉のせいで、 今日も何もしないで終わっていく。 昨日も何もできなかった。 明日も何もできないだろう。 いや、生きるために最低限のことはした。 フライパン汚してご飯作って食べて、 トイレ汚してうんちして、 部屋を抜けた髪の毛で汚した。 何も有益なものを生んでないのに、 わたしは今日もこの世を汚し

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        普通で特別になりたくて

          死にたいって誰かに言いたかった

          わたしは数年前、 死にたがりの高校生だった。 うつ病や摂食障害によって、 思い描いていた人生を歩めなくなり、 生きていることが辛くてたまらなかった。 死にたい。 この4文字に全てを託していた。 わたしはあまりにも自分のことを知らなくて あの暗くて、不安で、どうしようもない 気持ちを「死にたい」という言葉で 表現していた。 けど、「死にたい」なんて、 簡単に口に出していい言葉ではなかった。 生きることを当たり前としてる世界で 「死にたい」と言うことは 責められることだ

          死にたいって誰かに言いたかった

          楽して幸せになってはいけない

          わたしは幸せを感じると不安になる。 暗い気持ちがわたしの心を覆い、 幸せなはずなのに苦しくなる。 そんなことを今日、主治医に相談した。 で、こんな話をした↓ わたし「幸せになると不安になります」 先生「幸せを失う不安というより、    あなたの場合は、自分が幸せになる    ことを許せないのかもね…」 わたし「幸せになるのを許せない…?」 先生「何もしてないのに、楽をして、    幸せになることがいけないことだと    思っているのではないかな」   「けど、そ

          楽して幸せになってはいけない

          ただ、眠りたかっただけ。

          わたしはうつ病を患い、 現実に耐えきられず、 OD(薬物過剰摂取)をしたことがある。 薬を大量に飲むなんて、 死にたかったんだろ?自殺未遂?と 思われるかもしれないが、 小心者のわたしにはそんな勇気ない。 いや、確かに死にたいって言っていたし、 死ぬしか方法がないと思い込んでいたが、 弱いわたしは計画して死ぬ勇気はなかった。 それどころか、電車のホームにいる時に、 吸い込まれるような感覚があったり、 高いビルを見てあそこなら死ねるかなと 思っていた自分を恐れていた。

          ただ、眠りたかっただけ。

          飛行機こわい

          何を隠そう、わたしは飛行機がこわい。 離陸する時、着陸する時に ドキドキするのはもちろん、 途中にガタっと揺れると座席を掴みたくなる。 思い返すと、小学生の時は怖くなかった。 それどころか、ワクワクしてた気がする。 空を飛ぶことは夢のようで、 落ちるなんて想像できなかった。 最近になって、飛行機が一段と怖くなった。 同乗してる彼の手を握って、 飛んでる最中は読書にのめり込むようにし、 着陸の時を今か、今かと待つ。 わたしが飛行機が怖いのは、 死ぬのが怖いからだ。 飛

          飛行機こわい

          福島旅レポート①

           彼が、7月12日の誕生日に合わせて、福島への旅行を企画してくれた。2人で東北に行くのは初めてのことで、とてもわくわくして、しおりまで作った。  この旅行の目的は『食べる!』2年前まで摂食脳に支配されていたわたしの変化を感じることもできた。元摂食の爆食旅をお楽しみください〜!  誕生日の朝方に見た夢は何とも不思議だった。それは餃子を作る調理実習の夢だったが、わたしは餡を頭でこねていた。髪の毛にまとわりつけながら、シャンプーをするように餡をこねるというシュールな夢。それほどわ

          福島旅レポート①

          頼ること、甘えること

          人は支え合って生きている。 今、文字を打ち込んでいるパソコンも、部屋を涼しくしてくれているエアコンも、飲んでいる珈琲もたくさんの人の手を通して作られて、わたしの生活を支えてくれている。愚痴を聞いてくれる家族やおいしいご飯を一緒に食べてくれる恋人がいなければ、わたしの人生は寂しいものになるだろう。 そんな当たり前のことに気づいたのは、大学生になってからである。 高校生の時のわたしは、一人でなんでもできると思っていたし、人に頼ることは弱い人間がすることだと考えていた。 それが

          頼ること、甘えること

          「休むこと」がこわい

          休むことが苦手だった。 学生時代、休みの日は充実してないといけないと信じていた。 勉強を長時間したり、友達と全力で遊んだり、本を読んだり、何かをしていないと落ち着かない性分だった。昼まで寝ていたなんていう友人を軽蔑していた。 そんなことが祟ったのだろうか、わたしは心を病んだ。うつ病になって何もできなくなってしまったのである。学校も休むことになった。 お医者さんは言った。 「しっかり休んでください」と。 言葉の意味は理解できたが、そのやり方をわたしは知らなかった。 とりあえず

          「休むこと」がこわい

          老後のために頑張れない

          皆さんは、老後のために 今からしていることはありますか? 健康に気を使ったり、貯金をしたりと 色んな老後対策があると思うのですが、 私はそれが苦手です。 だって、そんな先の生きてるか分からない 不確かな未来より今が大切だから。 筋トレをした方がいいと分かっていても できないし、カップヌードル好きだし、 今、健康だからいいじゃんってなるんです。 歳をとってから痛い目を見るのは嫌ですが、 いまを変えるほどのエネルギーもない。 で、思ったわけです。 これって人生においても

          老後のために頑張れない

          私の証明

          わたしは私を証明したい。 ここにいる。ここにある。生きてる。 それを実感したいと願ってるし、 あわよくば、「生きる意味」というものを 見つけたいと思っている。 誰かといる時は、相手を通して、 私があるってことを感じられる。 触れる手、交わす言葉、動くあなた。 それらを感じ、感じられていると感じて、 わたしという存在を認識する。 わたしと過ごす相手が笑うことで わたしは私が存在する意味を見出す。 だからこそ、一人でいるときには、 わたしは私を見失ってしまう。 わたし

          私は小さい頃からウナギが好きだ。 おばあちゃんの家で初めて食べてから、 お泊まりの時はウナギと決まっていた。 家では食べられない、 甘くてしょっぱいタレのウナギは 私にとってご馳走だった。 時は流れて、私は大人になった。 同じく鰻好きな彼と、いろんなお店に行った。 けど、昨日は考えてしまった。 「私は鰻を食べてもいいのだろうか?」と。 鰻と言えば、ご褒美飯、高級食。 今の私には不釣り合いな気がした。 うつで簡単な家事すらできない私。 生きていくために最低限のものは

          「いいね」の魔法

          今年に入ってから体調が良かった。 今までよりも、睡眠時間が減り(といっても、十二時間が十一時間になっただけだが)、意欲的に行動することが増えた。 うつ病になって五年、体調が何ヶ月も優れていることがなかった私は回復したのだと信じて、嬉しくなっていた。 やっと周りの人と同じように生きていけるんだと希望に満ちていた。 だが、私にとっての夢の時間はそう長続きしなかった。 五月の下旬ごろから、体調が悪化した。 私は深く絶望した。 お前はダメなんだ。変われない。と言われているようで傷つ

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          苦しみの意味

          人生には意味がある。 神様は乗り越えられる試練しか与えない。 そんなことを言いたいのではない。 人は幸せじゃなくなった時、 人は苦しいという。 希望を失った時、絶望という。 苦しみは私たちに 伝えようとしているのではないだろうか。 私たちがこれまでどれだけ幸せだったかを。 苦しめる、絶望できる、ということは それまで希望のある幸せな人生を 送ってきたということだと思う。 落差が大きいほど、 人は苦しむことになるから、 大きな苦しみを味わっている人は、 大きな幸せを

          苦しみの意味