ビアトリス・コロミーナを全部読む 第2回
「性・嘘・装飾 −アドルフ・ロースとグスタフ・クリムト−」
筆者:橋本吉史
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今回取り上げるのは、「性・嘘・装飾 −アドルフ・ロースとグスタフ・クリムト」(2010年)である。
原題:Beatriz Colomina, 'Sex, Lies and Decoration: Adolf Loos and Gustav Klimt', Thresholds, 2010, No. 37, pp.70–81.
この論文が掲載されている『Thresholds』誌は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の建築学部が年に1回発