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猫に躾はできないです。

躾けるという発想では、猫は何も覚えてはくれません。
猫の困ることをやめさせたい場合は、行動学が役に立ちます。

行動学。。。学問なのですべてを覚える必要はなくて
わが子に必要なところだけ、利用すればよいと思います。

叩いても、覚えないどころか、飼い主との信頼関係が崩れます。
怒鳴っても、猫には効果はほとんどありません。

猫の行動を制御するのは、大変ですができなくはないのです。
猫のアジリティーを見ていると、猫の習性、習慣、行動を
すっごく理解しているなぁ~と感じます。

中には、本能でできちゃう人もいますが
一般的には、猫と飼い主の知恵比べになります。

躾けるという発想ではなく、習性や行動を理解して利用する。
都合よく習性や行動を利用するわけです。

繰り返すごとに、猫は覚えていきます。
猫はとても知能の高い生き物だと私は思っています。

躾けという発想ではない、アプローチ。
犬は躾けるという発想でよいと思いますが
猫は躾けるという発想ではうまくいかない場合が多いです。

犬と猫を飼っている人は、犬の行動を見て猫が学習する姿を
目にすることも多いのではないでしょうか?

猫は見て覚えることのできる生き物なのです。
猫に危ないことをさせたくなければ、
ぬいぐるみなどを使って、こうしたらこうなるという場面を見せると
猫は、その行動をとらなくなるといわれています。

猫の回し車(キャットホイール)も買ったけど使ってくれない。
というお話を相談室で何度かいただいたことがあります。

猫に、動画を何度も見せると使えるようになるのですよね~。
猫って、怖いですね~。 常に人のやることを見てるのですよ。
見て、観察して、考察して、いろいろとやらかしてくるわけです(笑)

発想の転換が、飼い主と猫のきずなを強くします。
犬と同じではうまくいきません。

トリミングも同じです。
犬と同じにはいかないのです。
だから猫には猫のトリマーが必要なのです。

猫暮らしから学んだこと。
犬暮らしから学んだこと。
そのすべてを、店に詰め込んで頑張っています^^