次世代を育む時間:名古屋市内の中学生が会社訪問
昨晩、私の中学3年生の娘の同級生(小学校時代の友人)からのつながりで、名古屋市内の学生さんたちが会社を訪問してくれました。彼らはチームを組み、ファーストレゴリーグ(FIRST LEGO League)というコンテストに向けて取り組んでおり、専門家として私にアドバイスを求めてくれたのです。
ファーストレゴリーグがどのようなコンテストなのか、私も知らなかったので、ネットで検索したものをAI要約させて下記記載させて頂きます。
ファーストレゴリーグ(通称FLL)は、子どもたちが科学技術に興味を持ち、創造力やチームワークを養うことを目的とした国際的なロボットコンテストです。1998年に設立され、アメリカの非営利団体FIRST(For Inspiration and Recognition of Science and Technology)とLEGOグループが共同で運営しています。
主な特徴と概要
対象年齢:
9歳から16歳の子どもたち(国によっては異なる場合があります)
若年層向けには「FIRST LEGO League Explore」という別プログラムも提供されています。
競技内容: FLLの競技は大きく3つの要素で構成されています。
ロボットゲーム: LEGO MINDSTORMSやSPIKE Primeを使用して、自律型ロボットを設計・プログラミングし、テーマに基づいた課題をクリアする。
イノベーションプロジェクト: 指定されたテーマに沿って、現実世界の問題を解決するアイデアやプロジェクトを考え、発表する。
コアバリュー: チームワーク、助け合い、創造性など、FIRSTの理念に基づく行動や考え方を評価する。
年間テーマ: 毎年異なるテーマが設定され、現実世界の問題を取り上げます。例えば、環境、健康、都市計画、宇宙探索など、子どもたちが現代社会の課題に取り組むきっかけを提供します。
大会形式:
地域大会、国内大会、そして世界大会へと進む階層構造になっています。
世界中の100を超える国で開催されており、数万人の子どもたちが参加しています。
目的: FLLは、STEM(科学、技術、工学、数学)教育を推進し、次世代のイノベーターやリーダーを育成することを目的としています。特にプログラミングや工学だけでなく、チームワークや問題解決能力、コミュニケーション力も育むことを重視しています。
日本における活動
日本でもFLLは開催されており、地方予選大会や全国大会が行われています。日本語でのサポートも充実しており、学校や地域団体、家庭単位での参加が可能です。
子どもたちにとって、ロボット製作やプログラミングを通じて学ぶだけでなく、問題解決やチームワークの経験が得られる貴重な場となっています。興味があれば、公式サイトや地元の教育機関を通じて詳しく調べることができます。
会社へのリアル訪問の学生さんが5名、あと3人名がzoomで打ち合わせ参加しました。チームリーダーの子は、とても礼儀正しくユーモアにもあふれ、コミュニケーション能力も高くチームメンバーを率いていました。
私もアドバイスに熱が入りました。
打ち合わせ内容要約(AIによる自動議事録にて)
参加者:
名古屋市内の中学生(ロボット・プログラミング・ディベートに興味を持つ生徒たち)
株式会社コネクティボ代表取締役 平野智裕
議題:
自己紹介
生徒が取り組んでいるファーストレゴリーグ(FLL)のコンテスト紹介。自立型ロボット制作やプログラミング、テーマに対する研究活動を行い、総合得点を競う。
今シーズンのテーマ「海洋探査」に関連し、海上保安庁や九州工業大学へのヒアリングを通じてデータ管理の課題を認識。解決策としてプログラムを開発。
平野の自己紹介: 会社設立の背景、学生時代の経験から会社経営の今までの軌跡。会社で実際にやっていることの紹介。
プロジェクトの説明
課題背景:
海上保安庁の500mメッシュ水深データの利用が難しい点を改善。特に以下の問題を指摘:60進法と10進法の混在
大量のデータから必要な情報を見つける困難さ
水深データの収録時期がバラバラ
開発内容:
Pythonを活用し、データ形式の変換や特定位置データ抽出のプログラムを作成。
提案内容を公式サイトに統合して利便性を向上させる目標。
意見交換
提案プログラムについて:
コンテストの進め方:
問題解決の過程や発表方法に焦点を当てるべき。
時間的制約の中での進捗と今後の改善方向性の整理。
今後の方針
海上保安庁への再ヒアリングを通じて意見収集を行い、改善内容をブラッシュアップ。
現在のツールの利便性を最大限強調しつつ、長期的なビジョンで改良案を提示。
質疑応答と記念撮影
今後の改善策に向けてアドバイスを受けた。
ミーティング終了後に記念写真を撮影。
コンテストの応募締め切りが間近であることを最初に知らなかったため、現実的に修正可能かどうかを抜きにして、本気のアドバイスをしてしまいました。その結果、途中で学生さんたちが少し暗い表情を見せる場面もありました。しかし、それがかえってチーム内で活発な議論を引き起こし、コンテストに向けて内容をさらにブラッシュアップする良いきっかけになったのではないかと思います。
今回のアドバイスの中で特に強調したのは、「誰のための、何のための便利ツールなのか」を明確にする重要性です。この視点は、今回のコンテストだけでなく、将来社会人になってからも役立つものだと信じています。
希望に満ちた学生さんたちが、この経験を通じてさらに成長し、将来さまざまな分野で活躍されることを心から期待しています。