おかえり、ヨシップ!FCバイエルンはスタニシッチと2029年までの契約延長を発表!
――以下翻訳(FCバイエルン公式サイトより)
FCバイエルンとヨシップ・スタニシッチ(24)は、2029年6月30日まで契約を延長した。昨シーズンはバイヤー・レヴァークーゼンに期限付き移籍していたミュンヘン出身ディフェンダーが、FCバイエルンに復帰することになる。
マックス・エバール(FCバイエルン・スポーツ部門取締役):「ヨシップと長期的な契約延長をできることをうれしく思う。彼はミュンヘン生まれで、ユース時代からFCバイエルンでプレーしてきたんだ。私は自分の現役時代に、何を身につけるべきかを学んだ。スタニは、FCバイエルンにおいて何が重要かを理解している。彼はレバークーゼンとクロアチア代表でトップレベルの立場を確立しているんだ。彼とともに今後数年間を戦えるのを楽しみにしているよ。」
クリストフ・フロイント(FCバイエルン・スポーツディレクター):「ヨシップもまた、FCバイエルン・キャンパスにおけるユース育成選手の好例の一人だ。レバークーゼンでの1年は、レギュラーとしてプレーできたという意味で重要だったね。スタニは常に自身をアピールし、しっかりと自分のやり方を貫いてきた。望んだ結果が得られるまで、絶えず努力できる人間なんだ。チームにはそういうキャラクターが必要さ。彼は、FCバイエルンで頑張り抜く選手のお手本のようだね。」
ヨシップ・スタニシッチ:「所属クラブであるFCバイエルンと新しい契約を結べたことを嬉しく思います。僕は物心ついたときからこのクラブのファンでした。レバークーゼンでは、ピッチ内外で多くのことを学ばせていただき、非常に感謝しています。多くの試合に出場させてもらい、自分をアピールし、リズムをつかむことができたのです。自信も付き、より良い選手になって戻って来ることができたと思います。僕の目標は明確です。それは、FCバイエルンのために全力を尽くし、できる限り多くのタイトルを獲得することです。故郷に戻って来ることができ嬉しい気持ちです。」
スタニシッチは2017年1月にSCフュルステンフェルトブルクからFCバイエルンのU17に移籍。ユースチームや、FCバイエルンのアマチュアチームを経てトップチーム昇格を果たし、これまで通算41試合に出場、1ゴールを記録している。FCバイエルンのトップチームでは3度のブンデスリーガ優勝に輝き、ドイツ・スーパーカップでは2度の優勝を経験したほか、アマチュアチームでは2020年に3部リーグ優勝を果たした。昨シーズンはバイヤー・レヴァークーゼンに期限付き移籍。38試合に出場(4ゴール)し、二冠達成の立役者の一人となった。スタニシッチは、2021年秋にクロアチア代表に初招集され、その1年後にはワールドカップのメンバー入りを果たした。ドイツで開催中の欧州選手権にも出場したものの、クロアチアはベスト16進出が叶わなかった。これまで代表20キャップを記録している。