接木
スイカの栽培を始めた。
栽培といっても一株なのだけれども。
大家のおばあちゃんが畑の一部を貸してくれたので何を育てようかと悩んでいたところ、
ちょうど近くのスーパーでスイカの苗が売っていた。
品物を整理していた店員のお兄さんが、
「それ最後のひとつだから」と教えてくれた。
昔から最後のひとつという言葉には弱く、
コンビニでもアメリカンドッグが最後のひとつだったりすると迷わず買ってしまう。
奇跡とかってなんの根拠もないものに賭けることは尊い。
スクラッチも宝くじも買わなきゃ当たらない。
そんな経緯もあって黄色い身のなるスイカを畑に植えることになった。
植えている時に下の葉っぱがスイカの葉っぱじゃないことに気がついた。
新芽だけは違うのだろうか。と思い、流し掛けたがなんだか気になったので調べてみた。
そうしたら「接木苗」というものだった。
スイカは病気に弱いので、「かぼちゃ」や「夕顔」を土台にして接木し、苗にしているとのこと。なので下の形の違う葉は取らないといけない。
調べてよかったー。と思ったと同時に、スイカを育ててみないと知らなかったことだ。と両方の意味で嬉しかった。
新しいものを見た時や予期せぬ発見はとても得した気分になる。おそらくそれは、何か挑戦した時に訪れるものだと思う。
もちろん裏目にでることがある。
最近だと
綺麗な川の石にアオサがついてると思って食べてみたら、藻だったこと。
桜が食べれると聞いたことがあったので
素揚げにしてみたらめっちゃ苦かったこと。
結果として苦い経験をしたとしても、1つの結論を出せたことは発見だし、それはそれで面白いからいいよね。とも思ったりする。
最近はNoteにもっと書き記していきたいと思いながら、木工小物作りに没頭してしまっている。
ヒノキで鉋を作ったり、フラワーベースを作ったり。
もっといろんなものを作りたい。
創作意欲が増している。
木はとても柔らかいものだと知ったし、
竹の扱いやすさにも驚いた。
鑿も使い方を誤ると怪我をした。
全部やらないと分からなかったことだった。
5月9日で26歳になる。
歳を重ねても宇宙の謎を解明することはできていないし、なんで人間は生まれてきて生き続けているのかも知らない。
だからこそ生きがいが湧いてくるのだと思う。
先人達もずーっと人類は何をして何を残さないといけないのか分からないまま、盲目的に自分の信じた道をこれこそが自分の生きがいだと信じて人生を賭けてきたのだと思う。
意味なんてわかる訳がないしわからなくていい。
みんなおんなじ悩みを持ってる。
輝いて見える人ほど苦労している。
自分は才能がないよくいる一般人。勉強ができる方でもないし、特技もない。
そんなことを考えることもある。
才能なんてなくていい。
ただ純粋に好きだと思うことに一生懸命になって好きな人達と生きるだけ。
たくさんの経験を「接木」して強くて太い幹にしたい。
芯が通った大人になりたい。
そんなことを思った久しぶりの投稿でした。
最近海にサーフィンしに行きたすぎて
家にハワイのパイプラインを再現しました。笑
ダンボールはなんでも作れる最高の材料です。
また作戦会議についても書いていこうと思います。
近々アップします。
読んで頂きありがとうございました。
ケータ
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