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アニマルシェルターの日常

台湾離島へ移動して6ヶ月経過。
最近始めた新しい活動の話を今日は書いていく。

その新たな活動は、
アニマルシェルターのボランティア。

以前からそういった施設と活動に興味があり、今回ご縁がありボランティアを始めた。

ここ離島の空港近くの自然溢れる田舎にぽつんと存在している、アニマルシェルター。

ここには、400匹の犬に11匹の猫たち。
定期的に保護されたばかりの犬または猫がゲージに入ってトラックで運ばれてくる。

初めて保護されたての犬を見たときには、悲惨な状況で悲しい気持ちになった。

色んな理由があって、逃げてきたり、迷子になったり彼らがその過去を話すことはできなくとも、
その表情や人間を怖がる姿勢、体の傷などで十分に感じ取ることができる。

アニマルシェルターでは、
このように保護された犬のお世話をしたり飼い主さんを募集し彼らが飼い主の元へ旅立つお手伝いをしたり。
飼い主さんのほうにも、定期的に電話をしてアフターケアも行うそうだ。

この場所自体も、世界に広めていって
教育の一面としても多くの人にボランティアに携わって体感してもらいたい。
そう、オーナーは考えているそうだ。

アニマルシェルターでの私の日常は、
まず用意された犬の体を洗うことから始まる。

ここには、人を怖がる犬や人懐こい犬など色んなこたちがいる。
その中で、まだ新米の私に合わせてスタッフさんが今日のわんこをご用意してくれる。

身体を洗い、ドライしたらお散歩へと出かける。
施設を出たら大きな一本道があるので、そこをずっとまっすぐ行って帰ってくる。

暑い日はピッカン太陽が強くて、犬も私もへとへとになる。


大型犬から生まれて間もない子犬まで、経験させていただいた。

それでもまだ15匹程度しか触れ合っていないので、ゆっくりでもいいのでここのみんなとコミュニケーションをとっていきたい。そう思っている。

ここでボランティアしていて、感じることは色々ある。

保護犬や保護猫のことを考える日々になったこと

オーナーの誰よりも動くリーダーシップに尊敬して、ついていきたいと思う気持ち

スタッフさんが自然体で、一緒にいて居心地がいいのと彼らは動物を愛してるんだな、と日々感じること

一匹一匹で性格が全然違って、彼らの性格を知っていくのも興味深く
その性格によってどうしたらいいか、自分で考えることも楽しい

なにより私にとって、価値があって有意義な時間だということ

まだまだ知りたいことばかり、見て体験して学んでいきたい

以上のことを今は思っている。

この施設に行くためには、家からバス停までの徒歩15分、バス乗車時間20分、そしてバス停から施設まで10分。
バスは1時間に一本と田舎スタイル。

このこともあって、島の友人には
"そこまでして、皆はやらない"

そう言われた。
しかし私はなぜかそうは思わない。

きっと働く上でのこの部分がいいのかもという理由は以下だ。


自分の好きなタイミングでオーナーに連絡して行けること。
"今日午後行っていい?"
また、同じく雨が強いと行かないって連絡してキャンセルもできること

英語でコミュニケーションをとれる人が2人しかいないこともあってか、
周りの人との余計なやりとりが発生しない

ほとんど犬との時間に集中でき、
毎回違う犬と関わることで学びが多い

スタッフさんたちのゆるい人柄が好き
まず施設行ったら、暑いよね〜と言って
椅子で休憩したり仮眠とるのも可

毎回行くたびに、何が起こるかわからない感

おそらく
自由度と好きなことのバランスなのかな。そうもおもった。

一番初めにオーナーに週3を希望されたけど
"家が遠いし、自分の仕事もあるから。
週2くらい希望で、タイミングは毎週自己申告がいい"とつたえたところ
快く、全然OKだよ〜となった。

今のところ、マイペースに関わっていきたいなと思っている。

以上がざっとアニマルシェルターでのボランティアを取り入れた、私の新しい日常だ。

普段、自分自身がインターネット環境あれば完結する仕事だからこそ

わざわざ人が動く意味、現場仕事、労働

久しぶりにこのあたりに触れて、感じ学んでいきたい、自分の興味とエネルギーが続く限り。





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