見出し画像

DEA、TEAやMEA。化粧品の成分に書いてあれば要注意


発がん性物質が形成される危険性

DEA、TEA、MEAはエタノールアミン(アミノ酸とアルコールで構成される化学物質)です。

DEA(ジエタノールアミン)はシャンプーやクレンジング剤、掃除用クレンザー、洗剤などに乳化剤として使われます。TEA(トリエタノールアミン)は香料やpH調整剤、乳化剤として配合されます。

特定の成分とエタノールアミンが混ざった場合、ニトロソアミンという物質が形成されることがあります。

ニトロソアミンとは国際がん研究機関が発がん性を認めている複数の物質の総称です。人間に対して発がん性があるニトロソアミンには15種類あると言われています。

例えば、DEAは化粧品の他の成分と混ざった際、NDEAというニトロソアミンを形成する可能性があります。NDEAは皮膚から吸収される発がん性物質です。
これらの懸念から、EUの欧州委員会はDEAの化粧品への使用を禁止しました。しかし、日本では禁止されていないため、今でも化粧品に配合されています。

化粧品へのDEAの配合はEUでは禁止されている

健康への深刻な影響

がん:
動物実験では、NDEA(N‐ニトロソジエタノールアミン)は肝臓がんや腎臓腫瘍を、TEAとDEAは肝臓がんを引き起こすことが示されています。

皮膚への蓄積: 
染毛剤や乳液、シャンプーなどに入っているDEAの52%〜68%は皮膚の表層に蓄積するという研究結果があります。

内臓系への毒性: 
DEAが男性の生殖機能に悪影響があるという研究結果があります。精子の構造を変換し、卵子への着床に影響する異常を起こす可能性があります。
また、DEAは肝臓と腎臓に蓄積し、臓器毒性を促すほか、体の震えを起こすなどの神経毒性の懸念もあります。その他にも、母親がDEAに暴露されることで、その子供の記憶力や脳の発達に長期的に影響を与える可能性もあります。

避けるべき化粧品成分

エタノールアミンとニトロソアミンによる深刻な影響を避けるため、化粧品やシャンプー、染毛剤などのパーソナルケア製品を購入する際には、下記の名前が全成分に記載されていないかを確認するようにしましょう。

  • TEA(トリエタノールアミン)

  • DEA(ジエタノールアミン)

  • コカミドDEA

  • コカミドMEA

  • セチルリン酸DEA

  • オレス-3リン酸DEA

  • ラウラミドDEA

  • ミリスタミドDEA

  • オレアミドDEA

  • ステアラミドMEA

  • ラウリル硫酸TEA

LINEでしか言えない情報も配信中

CONCIO AcademyのLINEアカウントでは、より安心して使える化粧品を選ぶための情報を発信しています。
肌と健康、地球にとって本当に優しい選択をするために、ぜひお役立てください。登録はこちらから→https://lin.ee/yWV8Geu

化粧品成分のリスクをとことん研究した「CONCIO(コンシオ)」

CONCIOは日本で初めてEWG認証を取得した新基準の無添加スキンケア。

化粧品成分によるリスクに着目し、2500の成分を使わない独自の安全基準を徹底し、世界基準の安心を日本の敏感肌に届けています。

https://concio.jp/

*すべての方に肌刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。