未経験の私がどうやってライター経験値をつめるか考えた
こんにちは!こんちゃです。先週はライターをはじめるまでについてお話したので、今回は未経験の私がどのようにライター経験値をつむのか?についてお話したいと思います。
【POINT】書く仕事を得るためには"実績"が必要
書く仕事を得るためには"実績"が必要です。(経験ともいう)最初に、どのような媒体にもおそらくルールや決まった型があるんだろうなぁ……と推測しました。しかし、出版関係やメディアなどに携わった経験はないため業界のマナーやルール、書き方などを知りません。
あなたならどうしますか?
手ぶらで出版社やメディアに突撃します?雇ってください!とメールを送ってみますか?ドラマではないので、そんな簡単にことが運ぶことはないでしょう。だったら確実な方法は何か。
最初の実績をつくること。
現在私はインハウスエディター(ライター)としてコンテンツ制作を発注する立場なので依頼する側の立場もわかるのでお伝えします。
実績がない人には頼みにくい。
発注することはよほどのことがない限りありえません。例えば単価を抑えるために素人を集めて育てるとか……。(いつかお話できればと思いますが、ここ最近はほとんどないかなと思います)
最初の実績を作るためにどうするか?文章の書き方やマナー、ルールなどを知らないと話になりませんが、頼る人はいません。だから、未経験者可能、レギュレーションやテンプレート有のワンコインくらいの安い案件をクラウドワークスで探しました。
私は未経験者でその筋に知り合いもいません。(企業のパーティーや会合に参加するほどの社交性は持ち合わせていなかったので人脈は皆無)正しいか否かを判断する根拠がないので、安くともいろいろな案件を受注し、その書き方やルール・マナーから共通するものをさがしていくことにきめました。
【POINT】最初はワンコインから
私が始めた当時はキュレーションメディアの全盛期でした。似たようなコンテンツを量産してPVを稼いで広告収入を得るビジネスモデル。キュレーション系の記事を大量につくるため(SEOのため)ガッチリレギュレーションが決まっていて、キーワードも指定されているもの、使用回数まで指示があるものなど沢山案件がありました。なので、未経験者OKの案件を探すこと自体は難しくはありません。しかし、単価がとてつもなく安い。Google検索するだけで調査が足りるようなライトな内容ですが、(特に始めたばかりは)時間がかかってコスパが悪い。正直に言うと今でも未経験者であっても適正価格ではないと思います。ですが、その時はそれしかなかったのですから仕方がありません。
いろいろなメディア(大手企業の案件もありました)に触れるにつれて、共通していること、パターンなどが見えてきました。そうしたら次はステップアップですね。
【POINT】自分の得意なジャンルの案件を探す
記事の書き方に慣れてきたら次は自分の得意なジャンルの案件をさがしました。引き受けてからやっぱり書けませんでは相手に迷惑をかけてしまいますし、自分の心証も悪くなってしまうのでかけそうなものを探しながら広げました。
私はIT企業に勤めていた経験があったので、未経験の人に比べればその業界のことを知っています。またITやシステム関係の記事をかける方はあまり多くはありません。そこも他者との差別化になっていったのかな?と思います。
無理は絶対にしない
最近の事情はあまり知りませんが、数年前にノマド生活・フリーランス・脱サラといった独立を煽るようなコンテンツが沢山増え盛り上がっていました。それに煽られて独立を目指したり、突然仕事をやめて追い込んだ方もいるようです。
しかし、人は人、私は私。良いか悪いか判断するのは自分なのですから絶対に無理せずにゆっくりでも少しずつ確実に進んでいくことをお勧めします。
かくいう私も、シンデレラストーリーや成功体験談に憧れたり心を揺さぶられたことはあります。元来の性格もあって危ない橋は絶対に渡らないタイプなので、流石に仕事をやめませんでしたが、焦ってアレコレ手をだしたり仕事を増やしてみたりと無理して疲弊したこともあります。もちろん失敗もたくさんしました。
そのなかで、世に出回っているようなストーリーで独立された方は本当に本当に一握りの人間しかいないということがわかりました。
「思い切って脱サラした」の裏側には、それにむけたかなりの準備や計算をされていたでしょう。「ブログ開設1カ月で100万円」そのブログを作るまでに何回ブログを作って、トライ&エラーを繰り返してきたでしょう。
私は今、広告収入やアフィリエイト収入を毎月得ていますが、たどり着くためにブログは何回もリニューアルしていますし、いろいろなタイプのブログを作ったりやめたりと繰り返してきました。
Webライターはパソコンとインターネットがあれば誰でも始めることができますが、同じだけやめてしまう人も多くいます。焦らずに着実に進んでいきましょう!
毎週月曜日は過去を振り返りながら私がライターになった話をまとめています。