バイオリンの理論 はじめに

 このブログでは私が高校時代から考えてきたバイオリンの理論をできるだけコンパクトにお伝えしようかなと思います。

そもそも、なんでこんなことを考えてたのかを今回はお話します。

理由1

高校時代に管弦楽部に入ってたのですが、高校2年生のときにコンサートマスターになりました。

このとき、困ったことがおこりました。

それは、、、

「新入団員にバイオリンを教えなければならない!」

です。

これは困りました。

それでふと思いました。

「俺ってどうやってバイオリンを弾いているんだ?」

と。。。

小さい頃からやっていたので、何も意識せずに弾いていました。

それから色々と本を読んだり、同級生で上手いやつと散々話し合ったりしました。

そんな作業をしていてわかってきたのですが、

「バイオリンの理論にはいろいろある」

ということです。

これは戸惑いました。

でもやるしかないので、バイオリンの理論を研究しはじめました。

これが理由の1つ目です。

理由2

私は幼少期からバイオリンをはじめました。そして、一緒の教室内で友達もできました。

その仲間たちの多くは私も含め、その教室を離れ別々の教室に移りました、

その中の一人は将来有望視されるくらい上手になりました。

ところが私の高校時代、その友人が身体を壊してしまい、バイオリンをやめてしまいました。

あれだけ努力してたのになんでそんな目に合わなければならないんだ?と自分のことのようにショックを受けました。

その後も、なぜかプロアマ問わず、この人うまいなぁと思う人が身体を壊すということが何度かありました。

そういう状況を目にするうちに

「なぜか上手くて幼少期からたくさん練習してる人が身体壊してる。ひょっとしてバイオリンって方法間違えると身体壊すのか?」

と思うようになりました。

数年前に努力は必ず報われるということをおっしゃったタレントさんがいらっしゃいます。

この考えは賛否あると思いますし、わたしは残念ながら必ずしも努力が報われないケースもあると思うのです。

でも、やっぱり自分がした努力は報われたいもんです。

なので、バイオリンにおいて練習すればするほど身体を壊すリスクが高くなるということは防ぎたいですし、正当な努力をしてきた人が、正当な評価を受けるような状態を作りたいと思いました。

これが理由の2つ目です。

まとめ

というわけで、

1、大人(中学生以上)でバイオリンをはじめ、習う人とそういう人を教える方がスムーズにレッスンできること

2、練習すればするほど体を壊すという理不尽なことが起こらないようにすること

この2点の理由でバイオリンの理論について考え始めました。

というわけで、次回から具体的に書いていきます。


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