モザイクの雲 時折窓を振動させる雷の轟音 降り頻る大粒の雨 空は先程よりか明るくなって 好転の兆し 虹なんか灰色の空にかかれば良いのになア
僕は貴方を抱いて眠る 貴方は少年のように小さく感じた 貴方は僕の不安も共に抱えて眠る 僕の不安はいつの間にか消えてなくなる 気が付けば僕もいっしょに眠っていた
腐敗していく この地続きになった家の中で 僕と包み紙に包まれたままのハンバーガーだけが 腐敗していく 物心付いた時からこの女と男を見ているが 僕という共通の敵を前にして今にも弟か妹が出来そうだ 腐敗していく 家族にさえ理解されずに 僕は心の内から腐敗していく
雲を追い抜き 月明かりに煌めく波間を越え 夜空を蹴立てて進む小さな帆船 人間以外の知的生命体はこの星に どんな神話を考えるんだろう
大きな怪鳥が大きな岩の上にとまってじっと僕を見ている。 その大きな燃えるような真っ赤な3つの目玉で。 こいつア、どうにかしないといけないと内心思いつつ、その場から1ミリも動けないでいる辺り、僕は彼(彼女?)の恐怖に支配されているらしい。 「汝、何者なりや?」 怪鳥が人語を発したとしても驚きは薄く、僕はぼんやりとただそれを見上げるだけだった。 僕が何者であろうとも、彼(彼女?)は僕を食らう腹づもりでいるだろう。 「汝、何者なりや?」 それはまた同じ問いを繰り返す。 僕は小さく溜
「つまりだな」 男はそう切り出した。切り出したということは、何の脈略もなく言い出したということである。 私は頷いて相槌を打っておく。 そうすると、男も頷いた。 「つまりだな。この星畑(ほしばたけ)に撒いた種はあと3週間もしたら根付いて、また新たな星になるってことだ」 私と男の目の前ではぴかりぴかりと不明瞭に曖昧な間隔で明滅する星の種たちが綺麗に並んで土の中から私たちを見つめている。 男はまた言う。 「だから、収穫は3月(みつき)もあとになったら出来ると思うからちゃんと世話して
虹が落ちている。 足元に。 小さな虹だ。 息も絶え絶え。 そっと手に掬うと、 手の上で音もなく溶けて消えてしまった。
昨日の夜にプロフィールを書いたらしいが、記憶がない。 特に最後の1文。 話は変わるが、母親が僕のために食料を買いだめしてくれるのだが、少し困る。 食べきれない量の食べ物があってもただ腐らせてしまうだけになってしまうから。 おい、1日2食しか食べないんだこちとら。食べ物がそんなにあってどうするんだ。 しかもこうなってから食わず嫌いが激しい。 菓子類ばかり食べて生きている。 食べなくても多少の蓄えがあるので簡単には死なないし、どうということはない。 食べ物があるのに更に買い足す
note初投稿。 noteは初心者、Twitterは上級者。 僕の文章能力はたかが知れていて、読みづらい、分かりづらいの2段構え。 ぱっと思い付いた詩とか、短文を上げるかもしれないです。 それでもあくまで「かもしれない」なので、noteの存在を忘れる可能性だってあります。 だらだらツイートするようだったらnoteに書け!と気が付いたどなたか喝入れしてくださいませね。 それでは、初めましての今日は。 楽しく文章書けたら自分も他人も嬉しいね。