Clubhouse側は、どのようにして収益を上げようとしているのか?【Clubhouseのビジネスモデル】
北野です。
今日は、非常に盛り上がっている話題の音声SNS「Clubhouse」について、なんですけれども。。。。。今日はそのClubhouseの「ビジネスモデル」について考察したいと思います。
僕自身は、Clubhouseの現時点(2月11日時点)でのフォローは、600名ぐらいなので、真剣にやってるっていうわけではないので、あまりノウハウを語れる立場ではないんですが、やっぱり仕事柄(マーケティングの会社を経営していますから)、「これは、どんなビジネスモデルなんだろう?」って考えることはよく試みるやるわけです。
実際に、ネットで調べてみたり、いろいろ情報を集めてみたりして、幾つか、Clubhouseは、最終的に、「彼らはこんなふうにして収益を上げていこうとしている」みたいなものは、何となく、見えてくるわけなんです。
この記事を読んでる方の中にも、「Clubhouseを、どうビジネス的に使っていこうか?」みたいに考えている人も多いと思うんんです。
で、ビジネス的に使っていこう!って考えて時、考えておく必要があるのは、「そのプラットフォーム側の“Clubhouseさん”がどんなことを考えているのか?」これはやっぱり知っておく必要があると思うんですよね。
もっとストレートに言えば、「Clubhouse側は、どんな風に収益を上げていこうとしているのか?どんな風に儲けていこうとしているのか?」ってことですよね。そこが分かっていれば、「どんな風にClubhouseをビジネス的に使っていけばいいか?」これが見えてきます。
1.広告モデルではないみたい…
ちなみに、まず、いわゆる、こういったSNSの収益モデルと言えば、代表的なものとして、「広告モデル」というものがあります。「広告モデル」は、SNSの収益モデルとしては、非常にメジャーな形ですよね。YouTubeもそうだし、Facebookもそう。Instagramも、Twitterもそう。
これは、SNSを利用してる時に広告が出てくるでしょ?その広告をクリックして時に、「広告を出稿した側」に課金される(クリックした人には課金されません、安心してください)、クリック課金型モデルです。
ただ、人によっては、これ、「ウザい」「邪魔」と感じる人も多いですよね。それで、このClubhouseは、どうやらその「広告モデル」は採用しないようです。これ、考えてみると分かるんですけど、例えばClubhouseを使っていて、そこに広告が出ます。文字情報の広告が出た時、かなり違和感あると思うんですよね。
これって、何故かって言うと、Clubhouseは「音声メディア」。多くの人は、「聞きたい音声」を求めて、入ってきます。そこに文字情報が出てきて、クリックすると広告ページに飛ぶ。これって、かなり、違和感あると思うんですよ。
「音」に「文字や画像」は相性が悪いんです。なのでClubhouseは、あからさまに広告とわかるような形は採用しないと思います。やっぱり「音声メディア」に対しては、やっぱり、「音声」が相性がいいわけですよ。
じゃ、Clubhouseの、それぞれのroomの中で、皆さんが配信してる最中に、音声CMが入るみたいな形があると思うんですけど、これも、やっぱり嫌ですよね。なんかテレビCMみたいな感じで、番組の最中に音声CMが入る。これ、やっぱり、嫌ですよね。
なので、Clubhouseは、広告モデルは向いていない……と判断します。
2.チップ・チケット・サブスクリプション
というわけで、調べてみると、どうやらclubhouseの収益モデルは、
「チップ・チケット・サブスクリプション」のようです。
チップ制というのは、ライブ配信系でよくある、ライバーへの投げ銭みたいなものです。配信が面白ければ、そこに投げ銭(チップ)を払うというもの。あとチケット制というのは、Clubhouseは、今は無料でやってますけど、これが有料制に変わるということ。参加のためにチケットを購入する仕組みです。
例えば、私が誰かと対談する。その対談を聞きたいのであれば、「チケット、買ってください!」ってことです。ただ、チケットも、300円とか、500円とか、1000円とかのレベルだと思います。
あとは、サブスクリプション…月額課金モデルですね。人気のコミュニティが出来て、そこに参加するには月額制になるとか、あと、プレミア会員みたいな感じで、有料コミュニティに入り放題とか…
というわけで、Clubhouseはどのやら、このようなビジネスモデルを考えているようです。要するに、「チップ・チケット・サブスクリプション」を導入して、その手数料で儲ける、というビジネスモデルです。
3.我々が取るべき行動は……
それで、ここで、我々がとるべき行動は、「そのビジネスモデルにマッチする形で、自身のclubhouseのサービスを考える」ということ。当然、Cubhouseのビジネスモデルに、相性の良いサービスを、自分でも乗っけていくことが重要になってきます。
では、次回は、「じゃ、具体的には、今、どんなことを考えて、Clubhouseに取り組めばいいの?」って話をしたいと思います。
では、今日も、充実した1日を過ごしてくださいね。
北野哲正
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