未踏ジュニア 2024 に参加した記録 | はじめてのnote
きっかけ
私は、プログラミングと、ウクレレと、歌と、お絵描きと、お笑いの好きな小学6年生です。(自己紹介)
小学1年生ぐらいの頃に「プロゼミ」というビジュアルプログラミング教材ではじめてプログラミングに出会いました。
また、当時住んでいた東京都渋谷区の小学校ではノートPCを全生徒に配布していたことから、PCにインストールされていた「Scratch」でプログラミングをする機会にも恵まれました。
私が小学1年生になった2019年度は元号が「令和」になった年で、コロナが流行開始した時期でもあり、小中学生のICT教育が大きく広まり始めた頃だったようです。
小学5年生頃には、プログラミングの興味が大きくなり Scratch だけでなく、Arduinoや仮想環境のTinkerCAD → RaspberryPi といった電子工作を楽しむようになり、インターネットでプログラミングについて検索していたタイミングで小学生向けのプログラミングコンテストがあることを知るようになりました。
これまで、周囲にプログラミングが趣味の友達がいなかったので、プログラミングコンテストのレベルの高さにびっくりしたと同時にもっと頑張ってコンテスト出場したいという熱意が湧きました。
私が初めてプログラミングコンテストに応募したのは、「2023年度 全国選抜小学生プログラミング大会」です。
運よく県代表として決勝大会まで進むことができ、Scratchで作成した「作文おたすけアプリ」で優秀賞をいただくことができました。
そして、その大会で出会った(見ただけですが)最優秀賞受賞者
上田蒼大くん(作品名「Be Free」)に大きな衝撃を受けました。
上田くんの作品は、Scratchではなくプログラミング言語を使って作成されていて、もちろんそれだけでなく、ログイン機能、データベース、そしてAIのAPIを使用された普通に世の中で使われていそうなアプリでした。
衝撃を受けすぎて、上田くんってどんな人だろう、これまでどんな勉強をしてあんなレベルになれたんだろう、上田蒼大くんの名前で検索しまくりました。
すると、上田蒼大くんは「未踏ジュニア」というプロジェクトに参加していることがわかりました(未踏ジュニア 採択プロジェクト図鑑)。
また、成果報告会の内容についてxに書かれていた記事で上田くんが「5年生の青春全てを捧げた」と発言していたことを読んで「かっこ良すぎる!!」となり、
・・私は、「小学6年生の青春をプログラミングに捧げよう」と決意しました・・!
ここまでが、未踏ジュニア 2024 に応募したきっかけです。
未踏ジュニア とは
応募する前に
さて、全国選抜小学生プログラミング大会は2024年3月2日に開催され、「小学6年生の青春をプログラミングに捧げよう」と決意したのはいつだったか記憶に残っていませんが、未踏ジュニア 2024 のクリエイター募集が始まった3月10日「未踏の日」のあたりだったのだと思います。
この時期から私の時間はプログラミング中心に動き始めました。
未踏ジュニアに応募したいのが先だったので、一体、どんなものを開発するのがいいのか悩みました。
わたしは今何を作りたいのか・・
色々アイデアを考えました。
ふと、全国選抜小学生プログラミング大会で優秀賞をいただいた際に「作文おたすけアプリ」へいただいた審査員講評が思い出されました。
「このアプリを作っていて、作文について色々調べただろうから、あなたは作文が上手になったんじゃないですか?」
こんな言葉だったかな・・、違うかもしれないけど。
この言葉を聞いて私はがっかりしたのでした。
(講評をいただいた時は意味が分からず、混乱して返事ができませんでした)
「開発者のわたしだけが上手になっても仕方ないじゃん・・」
いろんな人の作文作りをサポートするためのアプリなのに・・
と。
「作文おたすけアプリ」を、
本当に(自分のためだけでなく)みんなの役に立つアプリに仕上げたいな。
この気持ちが、ほかの開発アイデアに勝りました。
未踏ジュニア 2024 へ応募する提案書は、「作文おたすけアプリ」を超改造して完成させるアイデアにすることにしました。
と言っても、Scratchでしか開発したことのない、作品数もとても少ない私です。
さすがに「やりたいです」では選んでもらえないよねと猛勉強を始めました。
下記は提案書を提出するために勉強した教材一覧です。
この5つを通して「作文おたすけアプリ」の基本構造の制作が可能になりました。
💡 Scratch → プログラミング言語 ステップアップするための学習
本や長い文を読むのが苦手な私のために、母が見つけてくれたオンラインのプログラミング教材です。この教材は以前から少しずつ勉強していたので急に身につけられたわけではありません。
かわいいキャラクターがプログラミング言語の基礎を教えてくれるのでモチベーションを落とさずに学習できました。
💡 プログラミング言語 基礎知識 → Webアプリを作るための学習
プログラミング言語の基礎知識がわかってもアプリを作られるわけじゃないのだと知って、Webアプリ開発のひととおりを身に付けられる教材を探しました。
HTTP や Git だとか Docker などなど謎だらけの言葉と戦いながら勉強することに。
難しいところは何度か繰り返し(うまくいかないと教材を進められないということもあり)、母に一緒に見てもらい絵で解説してもらったりもしました。
💡 AI API を使えるようになるための学習
N予備校のWebアプリ開発講座の内容だけでは、やりたいことに必要な知識がまだまだ足りません。
上田蒼大くんがやっていたような AI がいい感じに動いてくれるアプリが作りたい!ということでさらに学習を続けました。
Webアプリ開発講座で知識を得てきたので、この頃はプログラミング記事を読んでもなんとなく分かるようになってました・・すごい成長してる・・。
これ以降、困ったときは様々な開発記事やYoutube教材を読んだり、ChatGPTに質問して解決するようになりました。
採択されるまで
未踏ジュニアに採択(クリエイターとして選んでもらうこと)されるまでに審査が2回あります。
1回目の審査
4月の第1週目頃、提案書を指定通りに書いて応募フォームから送信して審査結果を待ちます。
提案書のために、「作文おたすけアプリ」の「表現ぴったりさがし」という機能をデプロイして、見てもらうURLを用意しました。少しプロンプトがあるだけで、まだAIとLINEのようにやりとりするだけのものです。
あとは、とにかく私の やる気 とか 絶対最後まで頑張る気持ち(これまでも色んなことを頑張ってきたということや)が伝わるように一生懸命 提案書を書きました。
2回目の審査
4月の第4週目頃に1回目の提案書の審査がメールで届きました。
そこには、インタビューが行われる日程が書いてありました。1次通過です✨
もうこの時点で、採択されなくても超うれしい気持ちでした。
インタビューは5月の第1週目〜2週目頃です。
私はすごい人見知りで人と話すのがとても苦手です。
会話ができない自信しかありません。
そういうわけで
インタビュー開始までに、聞かれたら話したいことを全部ふせんに書いてPCの周りやノートに貼りました。
ノートPCの後ろには古いディスプレイも立てて、そこにもふせんを貼りました。
これは後にメンターになってくださった小室さんにも言ったことのないことです・・はじめて白状します。ごめんなさい。
(インタビュー中、キョロキョロしながら回答していたのでバレていたとは思います。)
採択結果
2024年募集の審査の結果は、5月に届きました。
採択が決定したこと、担当メンターを小室真紀さん(株式会社スイッチエデュケーションの代表取締役社長!)にしていただくこと、
手続きや今後のスケジュールなどがぎっしり書かれていてすぐに全部読み切れませんでした。
うれしいを超えてこわい・・という気分です。
夢ではありませんように!
と思いながら手続きフォームをやっているのに、早く開発進めなくちゃいけない!とあせって調べ物も同時にやったりでブラウザにタブをたくさん作ってしまって何をやっているか分からなくなって・・ずっと気持ちが落ち着きませんでした。
採択結果の頃のメールを今見返したら、質問はメールでしていいのか?コミュニティに入ってからするのかみたいなメールを返信していて焦りすぎな変な人になっていました。
ブースト合宿(1回目の合宿|1泊2日)
ブースト合宿は6月の中旬の週末でした。
合宿は、小学校の林間学校以外では初めての経験です。
私はどこに行くにも何をするにも母と一緒なのに、ブースト合宿では、会ったこともやり取りもしたことがない、同じく採択された2024クリエイターのお姉さんと宿泊します。
泊まるだけではありません。
メインは自分の作品のプレゼンです。
5月に採択されたばかりなのに、もうプレゼンをしないといけない。
すごい立派な人たちの前で、しかも東京大学の本郷キャンパス(赤門のあるキャンパス)の中にある施設で、私がプレゼンをしないといけない。
こんなの私じゃなくてもすごく緊張すると思うんですが、他の2024クリエイターの皆さんはどうだったのでしょう。
結果は、楽しかった! (プレゼンうまくいったわけじゃないけど)
私はスライド作りが好きなので、プレゼン用のスライドの見た目だけはとてもこだわって作りました。スライドぐらいしか自信を持てることがなかったですが、準備をがんばったのだし、まだ 6月だから仕方ない!と思って参加しました。
ブースト合宿 1日目
プレゼン
みんなの前で発表して、緊張して、終わったときホッとしました。
他のクリエイターの発表を聞くと「レベルが高そう」としか感想が持てず。
こんな方々の中で開発してもみんなに置いていかれるんじゃないか・・と不安が募りました。
懇親会
人見知りの私ですから、初めて未踏ジュニアの方々全員と話すまでにはいけませんでした。
でも、みんな優しそうでとても安心。
お寿司を食べて、カードゲームをして、雑談して、盛り上がりました! in 東大 本郷キャンパス
宿泊
ホテルは中学3年生の優しいお姉さんと同じ部屋で過ごしました。
なんと彼女は、私の好きなタイピングアプリ「寿司打」のガチ勢。寿司打対決したり歌ったりで夜ふかししました。
人見知りの私が知らない人とお泊まりしてるのに・・こんなにリラックスしてしまうの凄すぎる・・。
ゆりさん(お姉さん)コミュ力高すぎです。
ブースト合宿 2日目
質疑応答のブース
2日目は朝ご飯を食べて解散ではありません。
一人一人、時間区切りのブースタイムがあり、昨日のプレゼンについて質疑応答を受けていきます。
質問に対しての答え方、一応少しは用意していたけれど、実際に質問されたものは想定外だったり、用意した内容も忘れていたりで悩んでばかりでした。
と言っても、質疑応答で答えられないときは周りの人がアドバイスしてくれたりしたのでそんなに辛くなることはありませんでした。
また、他のクリエイターの人のブースでプロジェクトについて詳しく聞くことができて楽しかったし、こんな素敵な人たちと同じメンバーでいられることを誇らしく思いました✨
ブースト合宿で未踏ジュニアのロゴ入りパーカーをいただきました。
今から夏なのにパーカー。早く着たかった。
秋になるまでずっと壁に飾ってモチベーション上げに使いました。
お昼は東大の!学食で♪
カレーとケーキを食べました!
中間合宿まで
中間合宿は小学校の夏休みの最後頃に開催されます。
中間合宿の後はすぐ2学期が始まって11月初めの成果発表会までは開発時間があまりとれないぞ!という時期で、中間合宿までに開発を爆速で進めなければなりません。
実は開発の初期に3回くらい開発環境を壊してしまって、泣きたくなるぐらい進められない時期がありました。
Node.js
未踏ジュニアに応募した時の環境でスタート(「表現ぴったり探し」のページのみでデプロイしたもの)
素人すぎてページを増やす方法がわからなかった・・・😭
Astroで再構築
教材が少なく、Astroのチュートリアルの途中で意味不明に・・・😭
再び、Node.js で再構築
Basic認証がうまくいかずもうこの環境いやだ・・となり・・・😭
うまく進められないことをメンターの小室さんに相談したところ
クリエイターに未踏ジュニアの開発期間中提供されている「開発資金」を使って講師を雇っていいんだよ!とのこと!
雇うとは・・?
ということで、早速雇っていただけることに・・!
講師さんは、未踏ジュニアOBで、これまでに数々の賞に輝いている凄い方、矢野礼伊さん!
私の困っている部分を(私が説明下手なので)時間をかけてゆっくり聞き取ってくださり、全て状況を解説してくださり、修正作業が完了するまで優しく見守ってくださるというスーパーすぎる講師をして下さりました。
理解せずになんとなく書いていたコードも、一緒に取り組んでくださるうちに理解できるようになり、できるだけ簡単に開発できるような環境まで提案くださり・・ついに・・
React(フロントエンド)+ Node.js(バックエンド)+ supabase(認証とデータベース)
という、その後、安定して開発し続けられる環境が完成しました!!
ここからの開発は本当に楽しくて、
中間合宿のためのプレゼンスライドでは、これまで「できたらいいけど、多分、未踏ジュニア期間中にはできない」と諦めていた、「イメージマップ作成ツール」も期間中に完成させるコンテンツに追加してしまいました✨
(React の勉強と同時進行ですが✨)
中間合宿
(2回目の合宿|1泊2日 + 希望者向けの個別合宿1泊)
中間合宿(大阪)は、8月の最終週頃、夏休みの最後に開催されました。
今回は前回の東大(本郷キャンパス)とは違い、関西での合宿です。
しかも、希望者向けの個別合宿をメインの合宿の前日に企画いただいたので参加させていただくことに。
もう、母と離れての合宿も全然平気の私です。(母はその間、快活CLUB ※ 泊まれる漫画喫茶らしい。を楽しんだとのこと・・)
個別合宿 in 奈良 1日目
未踏ジュニアメンターの BTOさん と りずむさん が、企画&お世話して下さりました。
参加者は6人くらいだったかな。
参加前から、昨年も同じような個別合宿を開催されたらしく、(バーベキューでたくさんの時間を使ってしまったことを反省して)今年はバーベキューはやらないとの宣言を聞いてなんだか余計楽しみに・・!(フラグ?)
→バーベキューはしなかったけど、室内で肉や野菜を焼いたり😂
→食材がなぜか大量に買い込まれ食べきれないほどあったり😂
(お刺身の盛り合わせ2パック、肉のパック6個ほど、野菜もまぁまぁあり・・・ウチでは見たことない量!)
詳細
食材が大量😂
どこのスーパーにもお米がなく(ちょうど米不足の時期だった)、牛丼屋でご飯のみをお持ち帰り😂
宿泊所のお風呂はバスタブから水が溢れると1階まで流れてくると事前に説明を受けていたのに、みんなお風呂の湯を溜めかけだったことを忘れてしまう。気づいて見に行った時にギリギリセーフ(虫の知らせ?)😂
夜は、中間合宿の練習も兼ねて、それぞれが開発しているアプリについて発表会。
その時私の問題だった「表現ぴったり探しページから別ページに遷移する時だけ白画面が表示される」という恐怖の現象について、未踏ジュニアOBのXPAさんから神アドバイスをいただくことに!
コードここ直すといいよの指摘からの一瞬で完治しました✨
個別合宿、何から何までありがたいイベントでした。
個別合宿 in 奈良 朝
朝ご飯は、前の晩に食べきれなかった食材& そうまめさん がマレーシアから買ってきて下さったカヤジャムをパンにつけていただきました。
カヤジャム、初めて食べたのですがとても濃厚でココナッツの香りが新鮮でとても美味しかったです!
※ もちろん朝ごはんも食材大量です。デザートのパンケーキまで手が出せなかった。
早起きで時間に余裕があったので、鹿の集まる奈良公園へお出かけしました🚶♂️♪
私は、前日にも集合前に奈良公園に行ったので2回目の奈良公園🦌
鹿せんべいを売っているエリアには時間的に辿り着けませんでしたが、涼しい溝に横になって集まっていたり太い角の鹿などを眺められて、動物好きの私は大満足でした。
鹿は人間に慣れていて近づいても逃げないので少しなでてみたりも😄
中間合宿 1日目 in 近畿大学
中間合宿はブースト合宿とだいたい同じ流れで
開発状況の進捗や成果発表会までの作業予定をスライドで発表しました。
懇親会
中間合宿も夜の時間に懇親会がありました。
イスがなかったので、パエリアを立ち食いしました。
食後は、ブースト合宿で仲良くなったゆりさんの後ろにひよこのようについて行っていろんな人と話ができました✨
ホテル
今回の宿泊もゆりさんと同じお部屋でした!(ありがとうございました!)
今回は夜更かししてませんw!
夜はすぐ寝て、朝ちゃんと起きて、食事して
中間合宿 2日目 in 近畿大学
質疑応答ブースです。
ブースト合宿と同じで、各プロジェクトの質疑応答ブースが設置されました。
ここで質疑応答のお助けアイテムが登場・・!
私の担当メンターの小室さんが、息子さんに「作文おたすけアプリ」を使いながら書いてもらった作文を用意くださっていました!
アプリを使うことで、読書感想文にかかる時間が2週間から2時間に短縮されたらしいなどなど・・有益すぎるフィードバックのおかげで、自信を持ってブースに臨めました✨
中間合宿 解散後
解散後にクリエイター同士でご飯食べに行こうというお誘いが😋
新幹線で帰宅する前に、串カツ屋さんに入ることができました。
待機列が長くて入店までに時間がかかりましたが、とてもおいしかったです!
年上のクリエイターさんたちの会話の仲間に入れてもらえて、なんだか賢くなった気分でしたw。
開発 大詰め
夏休みが終わって2学期です。
2学期は修学旅行や音楽の発表会などの学校イベントや、所属している合唱団のステージがいくつかあったりで、これまでのように開発時間が取りにくいので土日に必死でやりました。(合唱団の練習もありつつですが)
夏休みまでに開発を進めたおかげで基本的なものはできてはいましたが、最後の関門の「イメージマップツール」がまだ。
UIをきれいに使いやすくするのもまだまだ。
でも、ゴールが見えてる(成果報告会まであと2ヶ月ほど)のと、これまでの自分の成長を思い返すとなんか「できるでしょ」と思えました。
すごい人たちと合宿で交流してきたおかげで、自分もすごいのではwという気分でやってました✨
この時期は全く作業の管理ができていなくて、
担当メンターの小室さんのサポートが全てでした。
そして、ミーティングのたびにちょっとした頑張りを褒めてくださるのが心の支えでした!!
小室さん、本当に本当にありがとうございました💖
成果報告会 in 東大 本郷キャンパス
発表
会場までは母と、ホールへは1人で入りました!
(人見知りのいつもの私ならできないけど、未踏ジュニアは私の居場所✨)
お客さんが入場されはじめたら場所の雰囲気がピリッとしてきました。
動画配信ブースや、ゲスト審査員席、プロジェクターが写している巨大な画面、これが過去のアーカイブ動画で見た成果報告会の会場です。
他のクリエイターの完成度はすごかったです!2ヶ月前の中間合宿からかなり改良されていて自分がとても小さく思えてきました。。
私の登壇順は13番目、順番が近くなるたびにドキドキが大きくなりました😐
私は小休憩後の登壇なので、休憩中にマイク付きのヘッドセットをつけてもらいます。
この日の髪型はツインテールでヘッドセットつけるのに時間がかかる💦
私の次の14番目はゆりさんで、登壇前に近くで会えてちょっと安心しつつ。
・・・成果発表しました!
(得意のカンニングペーパーを使って・・😅)
昼休憩
お昼ご飯はお弁当が出ました。
色々な種類のお弁当から選べて、私はカツが入ったお弁当を選びました。
お弁当だけど、ゆりさんと東大学食に食べに行きました♪
質疑応答ブース
ブースト合宿や中間合宿でも経験した質疑応答ブースですが
この日は環境が違います。
これまでは関係者や同期クリエイター・OB・OG さんたちからの質疑応答だったのが、成果報告会では一般のお客さんとお話します。
私の「作文おたすけアプリ」の使い方はお客さんに伝わるのか、、ユーザテストは成果報告会までにやってきたので解説はできるけど。。
このお客さんたちは、他のクリエイターのすごい作品を見ているので絶対厳しくチェックされそう😭とあせりつつブースに立ちました。
私がまだ小学生だからなのかお客さんすごく優しかった・・!
お客さんに笑わせてもらったりしました😄同じ小学生クリエイターの葛井さんにもすごい助けてもらいました!
堂々としてて作品のアピールがうまい!うますぎる!全ブースにも回ることができ、先輩たちのかっこいい質疑応答を学ばせていただけました!
ブースセッティングを未踏ジュニアOB・OGさんたちが設営くださって、自分はPCを持ち歩くだけ。
ご協力くださり本当にありがとうございました!私も次はOGとしてお手伝いに行きたいです!
スポンサー賞発表
なんと夢にも見ていなかった、スポンサー賞(mercariR4Dさんからいただきました!)に選ばれてしまいました!!✨😭
小学生向けコンテストならワンチャンと思ったこともありますが、これは本当ーーーに夢にも見ていないです。
賞を受け取る時、mercariR4Dの担当の方が「質疑応答ブースに来てくださった方だ!」と気づき、ちゃんと作品を見ていただいた上で賞をくださったんだととても嬉しくなりました。
サプライズすぎて受賞の言葉が出てこなかったです😭
期間を終えて
わたしの開発した「作文おたすけアプリ」は
作文苦手な人がいい感じに作文を書けるようにサポートするアプリです。
これは冒頭にも書いたように自分だけをお助けするのが目的ではありません。
世の中の作文に困っている人たちのサポートになること
↓
みんなが作文が上手になって自己表現が上手になること
↓
話し合いで問題解決できる場面が増え世界が平和になること
のような形で社会を変えていくツールとして考えていました。
でも、今のところはコンテストなどで発表して、「なかなかおもしろいね」と言ってもらうだけの小さな存在のままです。
今はまだ教育の行き届かない地域のある世界ですが、AIを先生にすることで安価で持続的な教育が世界中に広まればいいな、わたしの「作文おたすけアプリ」も何かの役に立てばいいなと願っています。
わたしにとってプログラミングは「何かを作り出すことのできる魔法」です。
コンピューターが動く環境であればどこででも魔法が使えるように発明してくれてきた数えきれないほどの先人に感謝します。