「メンバーnote」 特別ではない一日にバンザイ!
メンバー手記です。
週末の事です。
こどもと2人きり、そして多少用事があり、地元で過ごす事に。新学期なので100円ショップにノートを買いに行きました。
そんな日常もこども目線では発見がいっぱい。車ではなく、自転車や徒歩で移動してよかったとも思う時間になりました。
発見は家を出る前から早速スタート。
なんと庭の松から松ヤニがポタポタと落ちてきたようで、ポストが大人的にはベタベタ、子供的にはキラキラ✨
「これはなにで触っていい?
ポストの汚れはどうしたらキレイになるかな?」
(こどもが手を伸ばす前に『ベタベタしてるよ』と言ってしまった。反省。)
こどもは弦楽器を習っている関係で、乾燥松ヤニの存在は知っています。ただ、この天然の艶具合は自分が知っているものとは違うぞ、という感覚もある様子で恐る恐る落ちていた棒でつついていました。
「わかった!乾燥させてビリビリと一気に取ったらキレイに取れるかも」
棒の感触から絶妙に手強い相手だと気付いたかもしれない様子でもありました。
いずれキレイに取り除く方法を一緒に考えてねと思っていると、こどもはツンツンするのもすぐに飽き(笑)いざ1km先のお店へ「走って行こう!」の誘い。帰路は荷物が増える事を忘れて話に乗ってしまいました。
途中でアリの巣を発見。
視線の先に、久しぶりに見る大き目な蟻が複数動き回っています。
小2でもアリさんに興味あるのね、と1-2歳の時期を思い出し、暫くこどもがアリに引き寄せられる様子を眺めました。
毛虫が運び込まれる壮大な運搬作業も久しぶりに見ました。
新年度、学年が変わったのをきっかけにどのような学習環境にしようかな、通信教育のお誘いが沢山来るとつい、この中で何を選ぼうかな、続くかな?と何かに申し込む前提、何か追加で課題を渡す前提で思考が進んでいました。
Co-musubiメンバーにもオススメ教えてくださいと問いかけましたが、誰からも『〇〇がオススメ!』という回答は来ず、「こどもをゆっくり見て、この時期にどんな力をつけていきたいかゆっくり本質から考えて!」とのアドバイス。
答えはまだ出ていません。ただ、私自身も少し慌しい中で今すぐに新しい教材を追加する事はやめました。
今まで通り、面白いと反応した事にサポートを強化。
「〇〇したい」の気持ちを大切に、集中している時は邪魔せずを心がけています。
ようやく到着した100円ショップでは偶然目にした便利グッズ、立てかけられる鍋持ち手も購入しました。
せっかく余裕ある日なので、こどもに交換も頼み私はアシスタントに徹底。ネジの長さや取り付け箇所が平らではない関係で、一回目に取り付けた当初は持ち手が固定できず回ってしまいました。
「パッキン要らないかもしれない、やっぱりこのパーツ足してみる?わかった!ネジ交換する?」20分ほどの実践研究タイム。ドライバーも初めて使うので苦戦。
せっかくこどもが夢中になっている中、またまた途中で、『ネジは回すより押す!』とアドバイスしてしまい、後3秒待つべきだったな ( 108円なのだからネジ山ダメにしてもなお学ぶことあったよね ) と反省。
途中からネジを回すより、アシストする私にネジ山をドライバーで押さえさせて自分は持ち手を勢いよく回す楽しさを発見。やったね !
ひとつひとつはとても地味な事でも、ゆっくりこどもと同じ視線で過ごせた事が、私にはとてもキラキラした時間となりました。
週末の午後の数時間が、こうして過ぎていくのも素敵だと思いました。