近藤 碧

「音楽で描写する作曲家」 所属する団体→REIKI FILMS(映画制作団体)、Shining(吹奏楽に関連した団体)、東北の作曲家

近藤 碧

「音楽で描写する作曲家」 所属する団体→REIKI FILMS(映画制作団体)、Shining(吹奏楽に関連した団体)、東北の作曲家

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イベント情報まとめ

初演、再演、その他参加するイベントの予定についてこちらでまとめることにしました!!!ということで随時更新という形になりますが、主に作曲や編曲の初演再演のコンサートについて情報をまとめるページになります。あとは所属する映画製作団体、その他スタッフとして参加するイベントを載せます。 一覧直近で確定(日付順)国立音楽大学 第43回 作曲作品展 2024年11月16日(土)16時開演(15:30開場) 国立音楽大学講堂小ホール 「あの日見た空」 初演です。室内オーケストラ作品です

    • 2024年の半分が終わって

      もう2024年の半分が終わりました。なんならそこから4週間以上経っています。早すぎます。 相変わらずギリギリな調子で自転車操業していました。 やっぱり精神的なところが脆く、ずっと誤魔化しながらやっていたことのツケが回ってきたようにも思います。 どこかずっと無理をしていて、でも続けないと負けた気がして、無茶をしてでも続けることで保っていました。 作曲がとても好きで、レッスンの時に「オケを書くのに疲れたらライトに書ける曲を書く」とか言って驚かせてしまいました。本当に普段そうし

      • 近藤碧とは

        プロフィールを作るためのメモでもあります。 はじめましてご覧いただきありがとうございます。作編曲家の近藤碧(コンドウ アオイ)です。プロフィール書いててまとめるためにメモがいると思ったので、ついでにここで公開します。 プロフィール2001年2月生まれ、宮城県出身。 「音楽を描写する作曲家」として活動。アコースティック楽器を用いた作曲を主軸としている。 現在国立音楽大学作曲専修に在籍。映像制作団体REIKIFILMSに所属。東北の作曲家、作曲の会「Sining」会員。 作曲

        • セクシュアル

          私は性別と性的嗜好がハッキリしている方だと思う。明らかに男性で異性愛者だ。 同時に、男性嫌悪もある。もちろん自分自身に対しても例外ではない。 とはいえ比較的軽いので、ちょっとした偏見や価値観のずれ程度に感じている。必要に応じて知識で修正している程度のものだ。 私自身、性経験が乏しい。皆無と言っても過言ではないかもしれない。 性交渉についてはある種暴力のようなものだと思う。 同時にそれを受け入れる、あるいは痛み分けのように考える捉え方もある。 しかし生殖、繁栄に向けた本能

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          2024年について

          今年は色々ありすぎて反省しようとしましたがあまりにも重くなる上に諸々の事情で話せないこともあるので諦めて来年のことを語ることにしました。マジで色々あるんです。守秘義務みたいなところとかね。多分これは裏話としても話せないのでお墓まで持って行きます。棺に入るよな……? 何十年後か、葬式の途中で出そうになっていたらねじ込んでください。 2024年にやること まず最初にあるのは大学での提出、試験、映画制作団体での作曲です。同時に委嘱作品と3月に初演となるチェロ独奏曲の作曲がありま

          2024年について

          作曲専攻を目指したきっかけ

          おはようございます。 この記事を書いているのは所属する映画制作団体が主催する上映会の前です。 Instagramを見返していたら、作曲専攻を志すきっかけを思い出してきたのでつらつらと書いていきます。 何があったか 私は一昨年まで国立音楽院宮城キャンパスという音楽学校にいました。そこでピアノの調律を学んでいたわけです。 なので、ピアノについての扱いはある程度わかっています。たまに先生にへーって言われることもあったりなかったり。 国立音楽院宮城キャンパスには2019年に入学

          作曲専攻を目指したきっかけ

          Sonic Interaction

          昨日は国立音楽大学 コンピューター音楽専修主催のコンサートに伺いました。 ライブエレクトロニクス、音響作品、映像作品があり、各作品で製作者が持つ創作に対する姿勢を見れた気がしました。 特に素晴らしいと思ったのが上田尚史さんの「絞る耳」、そして庄司彩乃さんの「深海には未だ見ぬ世界がある。」でした。 「絞る耳」 人間の狂気性、深淵にある黒い部分、創作における臨界点、限界到達点の1つを見せられた気分になりました。 正直この作品の印象がめちゃくちゃ強いです。5割くらいこの作品に

          Sonic Interaction

          区切りが良いので

          こんばんは。 熱が冷めないうちに、書けることを書きます。 どうかお付き合いください。 前期終了まで 最後は満身創痍のように、試験で爆死して夏の作品展では司会をやりつつも調子を崩し(実はあの時吐き気と腹痛がひどくてやばかった)、課題はなんとか提出して、クオリティに自信がなかったのに結構良い点が取れたり。 これが7月31日までかな、課題の点数は最近知りましたがその点は気にしないでもらって。 8月から 本当にひどかったです。ここまで働くと人間は精神を壊して体もダメになるのか

          区切りが良いので

          「Regicide」という「作品」

          こんにちは。課題が面倒で現実逃避も兼ねて書いています。 去年の後期提出作品で、7月28日に再演しました「Regicide」という作品についてです。 この曲はチューバとピアノのために作曲をしました。 プログラムノート この曲はJ.S.Bachがフリードリヒ大王から与えられたテーマを用いて、Regicideという単語、ピアノやチューバの別称から得た印象を元に作曲しました。もしかしたら、ある種の暗喩を含んだ風刺作品とも捉えられるかもしれません。 作曲、初演だけではなく、今回の再

          「Regicide」という「作品」

          ナイフ

          これは最近あったいくつかのことについて思ったことを記したものです。あくまでも1人の人間として思うことです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 傷はどのようにつくか、というのは状況と人によって変わる。 例えばバランスを崩しそうな人にタックルしたら、バランスを崩して大怪我することもある。しかしラグビー選手が目の前から迫るタックルを受けても平気なことがある。(大怪我することもあるらしいが、割と日常茶飯事とか言っているイメージがある。痛そうではあるから心配にはなる) しかし、傷は最初が小さ

          「近藤 碧」について

          近藤碧について書きます。 おおよそ知っていることが多いと思いますが、改めて書きます。 何をしているのか 音楽で描写する というコンセプトで活動する作曲家です。 絵画のようだ、色彩が豊か、情景がイメージされる、と言った感想が多いと感じています。代表作に「From Rain」「変容シリーズ(未初演含め3作品)」「印象シリーズ(3作品)」「瑠璃の空」「Regicide〜For Tuba and Piano〜」があります。 現在作品番号をつけているものは20作品程度があり、他にも

          「近藤 碧」について

          大学生活について

          最初に 大学生活が始まろうとしています。 新入生は不安に感じることもあるでしょう。 そこで、1年しか変わりませんが、ここまでで感じた大学生活のことを書いていきたいと思います。 参考になるかわかりませんが、見ていただければと思います。 もっぱら国立音楽大学メインの話になりますが、他大学にも共通する話もしていきたいと思います。 授業(主に履修登録) 必修と選択必修は取りましょう。というか取るしかないです。 特に1年次は取れるものが少ないので選択必修は取れるものを全て取る感

          大学生活について

          音、自分、音

          自分は昔から音に対して過敏でした。 音楽の授業から抜け出す、教室の椅子を引く音が嫌で授業を1年くらい休んだ。 ストレスからくる不調は聴覚から始まる。 もう全部音でした。 12歳になった日からピアノを習い始め、17歳から作曲、その後サーランギやピアノの調律を勉強してきました。(サーランギは今でも続けています) 去年の4月からは国立音楽大学で作曲を学んでいます。 音楽が好きになったのです。 最近、自分の書く曲が良いものなのか、この先作曲家として生きていくのは難しいのではないか

          音、自分、音

          P.Hindemith作曲「ホルンソナタ」

          #思い出の曲 作曲を始めて3年が経つ頃、行き詰まったので作曲の先生を紹介していただき、習い始めました。 最初こそボロボロでしたが、だんだんと書くのが早くなっていきました。 自分なりの作曲法も見つけていったのです。(今も探している途中ですが……) 作曲法を見つける最初のきっかけが《ホルンソナタ》(P.Hindemith作曲)という曲でした。(ドイツ人で、ヒンデミットと表記するのがほとんどかと思われます) この曲を知る時期、のちの代表作になる「From Rain」というホル

          P.Hindemith作曲「ホルンソナタ」

          From Rain

          From RainとはFrom Rainは、筆者である近藤碧が作曲したホルンとピアノのための楽曲。 曲中には様々な指示がある。しかしそれらは非常に抽象的で曖昧、かつ音楽用語には使われることがほぼないものばかりである。 その中で描かれている世界を文字にしてみた。 本編〜雨〜 雨が降る。少しずつ、ポツポツと、気がついたら降っていた。 風が音を立てて近づく。木の葉に垂れる水が滴り、地面を打つ。 雨が強くなる中オオカミが吠える。それに応えるのか、大きい鳥も鳴く。 幾度となく風は吹

          2022年について

          テキトーにテキーラを飲む、なんてことはしないけどテキトーに文章を書いてぶん投げる作曲家、近藤碧です。(長い) 2022年はどんな年だったか振り返っていきます。 まず2022年の期間について決めたいですね。これ意外と大事なんですよ。 今回は1〜12月にします。 1月 何したっけ。って感じの時ですね。なんか整音とか修理とか色々やってましたね。あと作品展に向けての準備や引っ越しに向けた段取りを考えていました。 2月 いろいろありました。試験に初演に作品展に……。 あの頃か

          2022年について