作曲研究室の「木曜ゼミ」について
こんばんは、作曲家の吉田卓矢です。
オンラインサロンの詳細ページにも書いていますが、サロンでは「木曜ゼミ」なるものを設定しています。今回はそれについて紹介したいと思います。
そもそもこのオンラインサロンは、大学時代の恩師である嶋津武仁先生の作曲研究室での一切をパクっています(ちなみに先生に許可は取っていませんし、こういうサロンをやっているということも話していません)。
大学での写真が見つかったのでアップしておきます。パネルを持っているのは大学の時の先輩です。
さて、その研究室では毎週木曜日の夕方からゼミを行っていました。担当の学生が1時間ほどのプレゼンを行い、それについてディスカッションするという形式でした。ちなみになぜ木曜日だったかは、昭和の映画か小説か何かから引っ張ってきていると言っていたような気がしましたが忘れました。
研究室には色々な専門性を持った学生が集まっていたので、オーケストレーション、和声、対位法、楽器の演奏法、さらには美術の話まで、かなり多様性に満ちたゼミでした。要望があれば、公開できる資料をアップロードしたいと思います。
このゼミは、そのテーマについて知らなくてもプレゼンを聞いて概要を掴めること、多様な意見があることを知れること、ゼミ後に揃ってラーメンに行けることなど、数多くのメリットがありましたし、何より変人扱いされやすい作曲科の学生が堂々と集まれる環境としても機能していました。
しかし先生が大学を退任し、僕も東京の大学院に進学することになってしまったので、それまでのような形式でのゼミに参加することができなくなってしまいました。
「ならそれをオンラインサロンでやってみよう」というのが木曜ゼミの始まりです。
オンラインサロンでは隔週で木曜ゼミを行っています。参加できる人が少ない時には僕がFacebookライブで虚無に向かって話しかけている映像をアーカイブとして残し、何人か参加できる時はZoomでそれぞれの専門分野や最近ハマっていることについて話してもらっています。
ゼミは強制参加ではないので都合のつく日だけ参加してもらって構わないですし、アーカイブを残しておくので来れなかったとしてもどんな内容の話をしていたのかを見ることができます。また、自分のやっていることを発表しないといけないという訳ではなく、ただ他の人の話を聞いているだけでも問題ありません。
音楽について話せる環境、音楽に関する単語が飛び交っている環境を作れたらということでゼミは行っているので、気軽に参加してもらえたらと思っています。
あわよくば、僕が主催するゼミの他にも有志によるゼミが立ち上がったら嬉しいとも思っています。
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