musemate様主催の講座のご案内
こんばんは、吉田(@yoshitaku_p)です。
7月末から、musemate様主催で「音大で扱う基礎理論を全6回でざっと勉強できる会」と称した講座を行っています。
明日が3回目なのですが、作曲研究室のnoteをご覧の皆さまにも役立つのではないかと思って記事にまとめています。
講座の詳細はこちらからご覧になれますが、基本的には社会人の方に向けてクラシック音楽で使われる音楽理論の説明をする講座です。
これまでの資料をアップしておきますので、興味を持った方がいましたらぜひご参加いただけたらと思います。
※講座は全て終了しました。ご参加いただいた方はありがとうございました。
第1回 楽典・音楽理論(7/29)
オンラインでも閲覧可能な洗足音楽大学の入試問題を理解できるようになることを目的として、楽典の話をしました。
基本的には黄色い楽典を参考にして、「譜表と音名」「リズムと拍子」「音程」「音階」「和音」について説明しています。
解答などは特に用意しておりませんので、もし気になる方がいたら個別にご連絡ください。
第2回 和声法①〜初級編〜(8/26)
芸大で長らく使われてきた『和声ー理論と実習』を参考にして、3和音の連結の仕方まで説明をしました。
説明の一部はこちらのマガジンにあるものと同じです。
第3回 ソルフェージュ(9/30)
今回は私が作ったリズムと旋律を聞き取って五線譜に書く内容を進めました。
リズムの聞き取りはメトロノームのように基準となる拍を打ちながら書き取って、旋律の聞き取りは最初の音を基準にして上がったか下がったかを聞いていくと書き取りやすいです。
もっと問題が必要な方は下のソルフェージュを購入してもいいと思いますが、問題を出してくれる人が必要です。
第4回 和声法②〜実践編〜(10/28)
和声法①の内容を踏まえて、より実践的な内容を扱っています。
具体的には減7の和音、ドッペルドミナント、ナポリの6、ピカルディーの3度について、ベートーヴェンの交響曲第五番「運命」を分析しながら説明しました。
第5回 対位法(11/25)
私の作曲の先生がオンライン上に教材を用意しているので、そちらを使って対位法の説明をしました。
DTMをやる方にはあまり馴染みのない理論かもしれませんが、旋律を効果的に、そして美しく重ねる理論なので勉強する価値はあると思います。
オススメの本は、少し古い日本語で読みにくいんですが下の緑色の対位法です。
第6回 作曲してみよう、現代音楽の話(12/16)
これまでの5回の内容を受けて、自由に作曲してみたり、具体的な曲を紹介したりしました。
現地では私が持っている楽譜を持っていって、それを参加者の皆さんに見ていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?