Nature: Pancreatic stellate cells support tumour metabolism through autophagic alanine secretion
膵臓星状細胞がアラニンというアミノ酸をオートファジーによって、がんを助けてますよ、という論文。
がんは、た~くさん分裂するのにエネルギーを必要、または、死ねないのでずーとエネルギーが必要なんですが、どうやってそのエネルギーを得ているのか?がなぞなのです。
普通の細胞の様に、血管から栄養もらってるだけでは足りないので、無理くり自分で血管作って栄養を取り入れようとする努力家ながん。
それで、人類はその自作血管を作らせない薬があれば、がんを兵糧攻めできると考えたわけです。で様々な薬が作られました(ノーベル賞をとった理論です)。
しかし、これではまだがんは撲滅できないので、さーてどこから栄養得てるのか?
どうやら、がん細胞の周りの細胞から奪っているのではないか?というのが最近のトレンド。
この論文もその一つ。
Natureのletterは短いので、読める方はさっくり読めます(私は何週間かかってるんだ…??)。
読み切ったらまた解説を書こうと思います。