Cスタイルの方からの質問です【武田】
ご質問をいただきました。
職場で悩む男性の方からです。
ご質問をブログに掲載することはご本人から許可をいただいております。
ご本人の許可なく掲載することはございません。
自己判定がCスタイルの方で
お悩みは、Dスタイルの要素が高い上司との関係性です。
ご質問は
①
ホームページの
DiSCのプロファイルを見て
「動機づけ」の部分や「恐れ」の部分などを分析して
結局、正しい順序さえもつけ始めてしまいます。
自分は正しいと思ってるし、
間違ったことはしたくないし、
してないつもりだけど、
自分の何が正しくないのかを知りたいから、DiSCからわかることを教えてほしい。
②
Dの人への対応みたら、
明らかに対応策ではなく、
Dの人に考慮しましょうみたいなこと書いてある。
それで問題は解決するのか?
結局こちらがすべて我慢しないといけないのか?
③以上のことから
人間関係向上のために
DiSCを一人でやるのは
意味がないと思うのですがどうですか?
ちなみに上司はDiSCは知りませんし、受けてくれる可能性は低いです.。
実は
ご質問はLINEでいただき、
会話の中でお答えさせていただいたのですが
簡単に私の答えを
ここでまとめさせていただきます。
①
DiSCのそれぞれのスタイルがもつ特性は
良いとか悪いとか、
正しいとか正しくないとかではないんですね。
自分はそのようなスタイルなのだと理解し、認める。
ただそれだけなんです。
そこから初めて
他者との違いがみえてきて
他者を認めることができるようになると思っています。
共感まではできなくても「そのようなスタイルをもっているんだな」とただ認める。
それだけでいいと思っています。
ですので
DiSCからわかることは
正しい正しくないというジャッジではなく、
自分の当たり前が他者の当たり前とは違うのだということを知ることだと思っています。
②
コントロールできるのは自分だけです。
他者をコントロールしようとすれば問題は大きく、かつ複雑なものとなります。
なぜなら…
自分以外をコントロールすることなどは不可能だからです。
自分に矢印をむけ
自分を主体に考えたときに
誰かのために…ではなく
自分のための関係性向上のために
行動するヒントが必ずDiSCにはあると私は思っています。
③
自分と他者の間に
DiSCを置くことで
他者との関係性を客観視できるようになります。
あなたと上司との違いを認め
客観視できるようになれば
上司との関係性がうまくいかなかったとき
上司が自分という人間を否定しているのではなく、
上司は自分の当たり前からしかあなたをみていないだけ、
あなたの特性を理解できないだけなのだ…ということがわかります。
そしてあなたも
自分の当たり前から上司をみているのかもしれない…
そのことにあなたも気が付けば
関係性は必ず少しづつ変わってくると思っています。
***
ご質問をくださった方も
私以外の答えもお聞きしたいとおっしゃってくださったので
長年DiSCをそばに置き
人材支援をしてきた鷹羽からも
同じ問いに対し
答えを書き記してもらいました。
実は、私の答えは
鷹羽には伝えず
鷹羽には質問だけを手渡し、答えを書いてもらいました。
私自身、
生きた現場で
DiSCと共によいチームを作り上げてきた鷹羽ならどう答えるのだろう…と
興味深かったからです。
次回は
鷹羽の質問に対する答えを掲載しますね。