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ことのはいけばな’22 雨水 第4候 『土脉潤起』2/19〜 

花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。

樹々の芽の薄目開けおり春一番真夜中吹ける虎落笛かも

夜の息激しく聞ゆ春一番椹葉こすれ潮の香の飛ぶ

鱗葉の千ゞ石の浪の虎落笛鼓膜のふるえ昏き海みつ

先駆けて土中を奔る春一番芒の牙の紅染めるなり

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