技術研究部 活動レポート 2021/10/21
週刊技研NEWS
Around神アップデート
- HappyHour機能
- かっこいい背景とか、音楽を流すことができる機能
- Iceberakers
- 拍手とかの音付きのリアクションができる機能
- GAME
- ログインしてる他ユーザとゲームができる機能
- 今回のものはボンバーマンのようなゲームで、他者との交流にも使えそう
HappyHour機能を使ったときの風景(BGMも流れて良い雰囲気)
11/4(木)-5(金) CloudNative Days Tokyo 2021
- 最新のクラウドの活用事例や、アーキテクチャを学べる初心者から熟練者までから参加できるイベント
発表
エクセル関数の使い方: VLOOKUP & XLOOKUP(たばた)
## まずはVLOOKUPについて
- VLOOKUPとは表を縦方向に検索し、特定のデータに対応する値を取り出すExcel関数
- 便利な機能ではあるが、下記に示すようにいくつかの弱点がある
### 弱点
- 完全一致のためには引数にFalseを指定しなきゃいけない。
- 挿入、削除に対応してない。
- 検索する列の左側の値は返せない(検索する列を一番左にする必要がある)
- 必要ないセルも参照するのでパフォーマンス低下の可能性あり
そこで新しくXLOOKUPという関数が登場した。
## XLOOKUP
- デフォルトが完全一致なので、検索したい行と求めたい行だけ指定すればよく、関数を書くのが簡単になった
- また、検索範囲が左端じゃなくてもよくなったので、これだけでもVLOOKUPよりも利便性が向上したといえる!
- Officeの種類によって、使える人と使えない人がいるので使える人はぜひ試してみては
※ XLOOKUPが使えるのはOffice365のみ(買い切り版のOffice Home & Business等では使えない)
10分勉強会
オブジェクト指向プログラミング入門(まなべさん紹介)
成瀬さんのスライドを使って勉強
## 前回まで
- 前回はなぜオブジェクト指向プログラミング(OOP)が必要なのかというところまでだった
- 今回はその続きとしてカプセル化について
## カプセル化
- 例として二つの関数AとBを用意する
- この二つの関数は、関数Aで得たデータを用いて、関数Bで処理をするという依存関係にある
- そのため、関数Aを修正した場合、整合性を保つためには関数Bも修正する必要が出てくる
- たとえばこの関数を複数個所で利用していると、すべての個所で修正する必要があり、どこを修正すればよいのか困惑してしまう可能性がある
- そこでクラスという考え方を用いる
- クラスで関数を囲む(クラスCの中に関数Aと関数Bが存在しているようなイメージ)ことによって、利用者はそのクラスCを使いたいところに書くだけで、関数AとBを使うことができるようになる
- もし関数の中身に変更が必要な場合は、作成者はクラスの中に書いてある関数AとBを修正するだけ(1か所の修正でよい)でよく、クライアント側は何もする必要がなくなる
- これがカプセル化である。
- カプセル化することによって、作成者側からすると、修正範囲が明確になり、利用者側からすると、修正を意識する必要がなくなり、両者にとってメリットがある
所感(しらかわ)
Aroundのアップデートは感動ですね。特にゲーム機能は、チームのメンバーとまだいまいち距離感がつかめていない時などに交流の一歩として使うと、雰囲気もよくなり作業がやりやすくなりそうです。ボンバーマン得意なんで、ちょっと今度やってみようと思います。Aroundはアップデートを頻繁に行い、そのたびに面白い機能を生み出しているので今後にも期待!
VLOOKUPは名前を聞いたことはあったんですが、どんなものか知らなかったのでXLOOKUPと合わせて理解できたので一石二鳥でした!ただ、私のエクセルでは使えないので、使える方は感想お待ちしております...。
最後のオブジェクト指向についてはなかなか一朝一夕で理解できるものではないので、この勉強会をきっかけにして自己学習をしていかないとなと思いました。こういう風に、さわりだけでもよいのでいろいろな知識を教えていただけると、勉強を始めるきっかけになるので、こういった活動は続ければ続けるほど価値が出てきそうですね。今後にも期待!
ありがとうございました!
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