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採用活動は自社という商品を売り込む営業

こんにちは!
【企業×YouTube】記事の感想を書いているみうらくんです。

ここでは、企業とYouTubeに関係する記事やブログの感想を書いていきます!

👇そもそもみうらくんって誰?という人ばかりだと思うので、
僕の自己紹介も読んでいただけると嬉しいです!



さてそんなこんなで、今回取り上げる記事は、

人手不足が深刻な福祉業界で「YouTubeを活用した採用戦略」 「第43回全国社会福祉法人経営者大会」で発表

です!
いきましょう!

採用活動は自社という商品を売り込む営業

今回は、非営利団体である大分県の社会福祉法人博愛会に関する事例です。
これまで、主に営利団体の企業によるYouTube活用のメリットに注目してきましたが、
この博愛会の例は、YouTubeが非営利団体にも大きな効果を発揮することを示しています。

博愛会は、2024年8月に神奈川県横浜市で開催された「第43回全国社会福祉法人経営者大会」において、
福祉人材の採用と定着に関する取り組みを発表しています。

背景には、日本の少子高齢化に伴う介護業界の深刻な人手不足があり、
博愛会は、この問題に対処するために「デジタルツールの活用」と「職場環境の改善」を軸とした新たなアプローチを実施しています。

具体的な取り組みとして、博愛会ではYouTubeを活用し、職場の雰囲気を伝える短い動画を投稿しています。
これにより、求職者は職場環境を視覚的に確認でき、採用後のミスマッチが減少しました。

また、施設内の職場環境をリノベーションし、カフェのようなリラックスできる空間を提供することで、職員間のコミュニケーションを促進し、離職率の低下にも成功したり、
さらに、LINEを活用したフレンドリーなコミュニケーションや、シンプルで共感を呼ぶ法人理念を掲げることで、職員の定着にもつながっています。

このように、YouTubeやLINEといったデジタルツールの活用が、非営利団体においても効果的であることを説明されていました。
特に、現役世代に対して職場の魅力を発信するためには、これらのツールを活用することが重要だと思います。
従来の方法に依存していると、他の業界に人材が流れてしまうリスクがあるかなと。

ここで感じた点は、採用活動と営業活動が非常に似ているということです。
非営利団体でも、良い人材を確保するためには、自団体の魅力を「商品」としてうまく発信しなければなりません。

これは、営利企業が商品やサービスを顧客に売り込むのと同じです。

人手不足の背景には、少子高齢化の影響が大きいことは確かですが、それでも採用に成功している企業や団体もあります。
つまり、自社(団体)の魅力を十分に伝えられていないことが原因である可能性を考えることも大事だなと感じました。

特に「うちの会社はこういうデジタルに疎いから」とか、「非営利団体がSNSやってどうするんだよ」とか

新しいことへの取り組みを疎かにしていては、いつまで経っても状況は変わらないでしょう。(少子高齢化はこの先も続くと思うので)

博愛会の事例から学べることは、デジタルツールを効果的に活用し、自団体の魅力を積極的に発信することが、
非営利団体でも人材確保において重要な役割を果たすという点です。

人手不足に悩む団体や企業が、どのように行動を変えていくべきか、今回の事例はそのヒントを提供しているなと思い、紹介させていただきました!

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