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デイサービスで理学療法士は何をしているか
私はデイサービスに勤務する理学療法士です
デイサービスで機能訓練指導員として働いています。
デイケアではなくデイサービスです。
通所介護は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。
利用者が通所介護の施設(利用定員19人以上のデイサービスセンターなど)に通い、施設では、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで提供します。生活機能向上グループ活動などの高齢者同士の交流もあり、施設は利用者の自宅から施設までの送迎も行います。
そうそう、生活機能向上のための機能訓練を提供しています。
機能訓練指導員がしている仕事
個別機能訓練加算をとっている人に
1、居宅訪問し、自宅での問題点を抽出
【家屋調査】
【生活機能チェックシート】
2、日常生活や人生の過ごし方についてのニーズを把握する
【興味関心チェックシート】
3、身体機能評価
【評価用紙】
4、個別機能訓練の計画書作成
【個別機能訓練計画書】
5、個別機能訓練を提供
6、実施記録入力
【実施記録】
このような流れで行っています。
【】内は書類の種類です。
これを最長で3か月ごとに作り直しています。
ただし、サービス内容の変更や短期目標の期限がくれば、作り直す必要があるため、3か月以内で作り直すこともしばしばあります。
このほかにも、
・モニタリングの記入
・自主トレメニューの提供
・全員で行う30分程度の集団体操の提供
をしています。
うちのデイサービスの定員は30名
定員は30名ですが、休まれる方もいらっしゃるので、大体25〜27名程度が来館されます。
その中で、個別機能訓練加算をとっている方は、20名程度です。
この人数をお風呂・レク・食事の時間を抜いながら、午前の2時間、午後の30分ほどで行わなければいけません。
もう1人理学療法士がいる日は大丈夫ですが、1人の日はてんてこ舞い!
個別機能訓練を始めてから営業いらず
今はデイサービスなんて星の数ほどあります。
それぞれが独自のサービスを打ち出して営業しています。
うちは個別機能訓練を始めてから、それ目的のお問合せが多く、すべての曜日でほぼ満員御礼になりました。
理学療法士は終わりだと言われますが、東京以外なら理学療法士がやっている個別機能訓練はまだ売りになります。
私は理学療法士として、置かれた場所で頑張っています。