根くらと田中さん

田中輝美さんのローカルジャーナリスト講座

「関係人口」や「ローカルジャーナリスト」で有名な田中輝美さんから
ローカルにものごとを書いていくための講座を受けました。

これまでも独学で聞いたり、書いたりしてきてはいたのですが、
今後、いろんな人を取材していく機会が増えそうなので、
改めて基本から学ぼうということになり、講師をお願いしたのです。

※ちなみに、ローカルジャーナリストとは
 「地域で暮らし、地域から発信する人」を指します。

先日、仲間と(株)MYTURNを起業された田中さん。

会社として、ローカルジャーナリストを育てていく事業もされるそうで、
今回の講座もその取り組みのひとつのようです。
これから、どんどんいろんなところで講座を開いてゆかれるようで、
とても楽しみです!

ちなみに、「ローカルジャーナリストガイド」を作られたのですが、
一般販売をしておらず、講座を受けた人にしか買えないものだとか。
講座は初心者、基礎・・・と進んでいくそうです。

今回は初心者向け講座。
ローカルジャーナリストとして壁にぶち当たりやすい、
「ニュースの発見」について学びました。

最初にワークシートを書いて、みんなで自己紹介をしてから、
地域のニュース(概念ではなく具体的に)だと思うことを
ひとりずつ発表。

何をニュースと捉えるのか、地域ごとなのか自分ごとなのかが
それぞれ微妙に異なっていることが印象的でした。


自分ごとがニュースの種になる

今回受講したメンバーは、結構身近なネタ(移住者が来た、田んぼが使われなくなり自分が田んぼをすることになるかも等)を発表していたんですが、
一般的には事故とか事件のようなものを発表する人が多いらしく、
そういう視点でいるとニュースを発見することが難しくなってしまうことがよくあるのだとか。

そんな時思い出すと良いのが「自分の驚きやワクワクこそがニュースの種」ということ。

だからこそ、自分の驚きやワクワクの源である
自分の興味関心がどんなところにあるのかを知ること
とっても大事なんだとか。

それから、それぞれが自分がなぜそのニュースを選んだのかを
深掘りしてゆきました。


「なぜ?」という問いがジャーナリストの基本

田中さんはさすが、ジャーナリスト。
深掘りがうまい。

何故そうなのか?を相手を詰問するでもなく、うまく深めてゆかれます。
「なぜ?」っていうのがやっぱりジャーナリストの基本なんだな~

自分が「なぜ?」と自分自身に問うことのなかった「なぜ?」から
自分そのものが見えてきて面白かったです。

ちなみに、私にとっての興味関心は、
変化や新しく生まれてくる何か、イノベーションを起こす可能性
などにあるようでした。

今回は初心者向け講座でしたが、また次の講座にも興味があるな~
今後も一緒に何かできたらいいね、という話で盛り上がりました。
島根からいろいろ起こしてゆけたらいいなぁ。

とりあえず、今月末に取材があるので、
試しにこの「ローカルジャーナリストガイド」を参考に
取材してみようと思います!

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