プレゼントをもらうのが、苦手なわたし
今年もクリスマスが近づいてきた。
もう、大人になったから、プレゼントをもらうことも少なくなったし、
よくよく考えれば、子どもの頃はそこまでなんとも思っていなかったのだけれど、プレゼントされるのが苦手だ。
今度のクリスマスに、友達になったばかりの子たちと会うことになり、
プレゼント交換をするという話が持ち上がっているのだか、
断った方がいいのかなーと思い悩んでいる。
だって、プレゼントが全然欲しいものじゃなかったときに、
全然喜べないのだもの。
なんだか、くれた人に申し訳なくなってしまう。
相手がどうでもよい人なら、とりあえずもらっとくか~と
終わらせることもできる。
逆に大事な人であれば、その人がくれたという事実に喜ぶことができる。
使わなくても仕舞い込んで、大事に取って置いたりする。
しかし、しかしだ、やっぱり欲しくないものをもらうと、全然喜べない。
変な薄笑みを浮かべてぎこちなく固まっている自分の姿が見える。
相手に申し訳なくなって、胸が苦しくなる。
だが、嬉しくもないのに作り笑いを浮かべて喜ぶこともできない。
くっ、苦しい…
この世の中に不要なものがひとつ増えたという事実と、
それをもて余してる自分や、誰かが自分のために選んでくれたのに
それを喜べない自分が申し訳なくて、なんだか嫌になる。
(だから、自分があげるときには、悩んだら、食べ物とか使ったらなくなるものをあげることにしている。)
そういう性分なのだから、もう仕方のないことなのだ。
だけど、もちろん欲しいものをもらったら、すごく嬉しい。
それも事実である。
だから、大切な人とは、打ち合わせしておいて、
自分が心から欲しいものを買ってもらう。
可愛いげというものがないのかもしれないが、サプライズとかは、不要だ。そうすれば、とっても嬉しいし、ずっとずっと大切にすることができる。
わたしは、ほんとうに好きなものに囲まれていることが好きなのだ。
前の彼氏と一緒に買いに行った土鍋は、今でも大切に使っている。
サプライズよりも、思い出とともに、大好きなものを大切に使い続けることが、わたしにとっては大事なことなのだろうな、と思う。
だから、Amazonで欲しいものリストを作っている知人を見たときに
感嘆してしまった。
これを使うのが普通になったらいいのに。
わたしだって、
ほんとうは、誰かからもらったプレゼントに喜びたいのである。
(追伸)
かといって、自分からこれ欲しいです!っていうのもおこがましくて
自分では欲しいものリストを使っていないのだけれど、
それを使うのが普通になれば、使えるようになるかもしれないな
と思っているのでした。
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