怖れからでなく、愛から行動せよ
ふと、思い出した言葉がある
「恐れからでなく、愛から行動しなさい。」
この7月に旅した イギリス・トットネスの地で
インド人の思想家 サティシュ・クマールが話してくれた言葉。
自分がある決断・行動をした時、それが怖れからなのか、
それとも愛からなのか、考えてみるといい。
ふと、自分の行動を省みてみるとよくわかる。
怖れから行動し続けていても環境は良くならない。
一方で、愛から行動することは、世の中を変える小さな一歩になる。
現代において、わたしたちの行動の多くは怖れに満ちている。
たとえば、住んでいるシェアハウスを掃除するとき、
誰かが怒るからだとしたら、それは怖れゆえ。
怖れゆえの行動は、他の誰かにも同じ行為を強要し、時に場の空気を悪くする。
みんなが気持ちよく過ごして欲しい、この家のことを大切にしたいという思いからだとしたら、それは愛ゆえに行動しているということだ。
愛ゆえの行動は、他の誰かに何かの見返りを求めない。
振り返ってみれば、
長らく、公務員を辞められなかったのも、
社会的な評価がどうだとか、親が心配するとか、
もし次の仕事が決まらなかったらとか、
怖れまみれだったなと思う。
そんな思考は何も生まなかったし、私は幸せではなかった。
逆に、だれかを幸せにしたい、そのために自分がまず幸せになろうと仕事を辞めることは愛ゆえだったから、前に向いて進んでこれたような気がしているし、辞める前に怖れていたようなことは何一つ起こらなかった。
愛ゆえに行動することが幸せの近道なのかもしれない。
さて、あなたは今日、怖れから行動しましたか?
それとも愛からでしたか?
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