ママになってもママに褒められたかった
私は典型的ないい子症候群です。
幼いころは、親に褒められたくて、勉強をはじめ、あらゆることを頑張ってきました。そのうち、親が「そこまで頑張らなくても・・・」と言っても、止められなかった。走ることをやめてしまっては、どう生きれば良いか、わからなかったのです。
結局、そのがむしゃらに頑張る行為(努力中毒だと思います)は、形を変えながら、育児中の今も続いています。
近くに住んでおり、毎日手伝いに来てくれる母に、さすが!良いママね!と認めてもらいたい、その一心で頑張ってきました。
しかし、最近、積極的に読書やVoicyでインプットをするようになり、もっとラクに自分の気持ちに素直になってもいいんだ、頑張ることを強制しなくても良いんだと、少しずつ考え方が変わってきました。
1.家事を頑張らなくてもいい
結婚してからしばらく、母の「ドラム式は良くないと思う~、食器洗い機はいらないよね~」などの言葉を聞き、導入をためらっていました。
しかし、第二子出産を前に、思い切ってすべてを購入。母は相変わらず好まないようですが、私は本当に楽になった。もっと早く導入すべきでした。
また、布おむつ育児も推奨され、二人とも生後しばらくは布おむつで育てていました。確かに、ゴミは減る。けれど、赤ちゃんが泣く中、おむつをゴシゴシ洗っていることが本末転倒な気がする。結論、紙おむつで良い。
離乳食だって便利な市販品を使えばよいし、冷凍食品だって有効活用すればよい。添加物は気になるけれど、ゼロにはできないのだから、できる範囲で減らせばよい。
掃除が行き届いていないことを両親に指摘されたら、「じゃあ掃除おねがーい」と頼む。
完璧とは程遠い娘でも、孫可愛さに全力で手伝ってくれます。頼ることで心が痛むこともあるけれど、感謝を忘れなければOK。そう言い聞かせて、頼れる力を付けていこうと思います。
2.100%をこどもに注がなくてもいい
母に「こどもはすぐ大きくなっちゃうから、今を大事にね!」と言われ、長男の育休中は、「今しかない赤ちゃん期。一分一秒も無駄にはできない!」と必死に向き合っていました。しかし、赤ちゃんとだけ向かい合っていると、どうしようもなく孤独になるのです。次第に外に出るようになり、大人との会話や社会とのつながりを感じながらの子育てほうが、自分の健康のためには良い、と思うようになりました。
そんなわけで、二人目育休中の今は、隙間時間で読書をしたり、noteを書いたり、自分のこれからについて考えたり。自分と向き合う時間を設けることで、子どもにも穏やかな気持ちで接することができています。(生意気になってきた三歳の長男にはなかなか穏やかになれないですが…笑)
3.キラキラしたママじゃなくてもいい
道行くお母さんを見ていると、オシャレでキレイなママさんがいっぱい…!そんなお母さんたちを見て母は「あなたはそんな格好でいいの?」と。
確かに私はいつも部屋着に毛が生えた程度の服装。なぜなら、キレイな恰好をしていると、子どもたちに汚されたときに、心がざわつくのです。さらに、動きにくい服だと、小さなストレスが積み重なっていく。。。
そんなわけで、今愛用しているのは、UNIQLOの外に出てもおかしくないストレッチ素材のガンガン洗える服。上着はなるべく綿素材で、次男が抱っこのときに顔をゴシゴシとこすっても痛くないようにしています。
キラキラとは程遠いけれど、汚れでも「まぁいいや~」と思えること。これこそが心穏やかに育児をするためのマイスタイル。
4.まとめ
環境にやさしく。身体にやさしく。もったいないことをしない。そんな親世代の考え方を100%実践することは、かなり難しいです。仕事をしていたらなおさら。
親も悪気はないけれど、自分は長年の慣習を変えられなくて、抵抗感があるのだと思います。
だから、親はもちろん、周りに流されることなく、自分で自分の心が楽になる方法を探っていくことは、とても大切。
そうして、子どもたちと笑顔で過ごせる時間を少しでも増やせるような方法を見つけていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!