生えてたらラッキー!災害時の生薬になる【松葉】でつくってみた松葉ジュース
防災備蓄は一日にして成らず。
ならば、普段の生活から少しずつ楽しみながらご家庭の防災備蓄力を強化していただきたいと思っている防災備蓄収納アドバイザーのやまぐちです。
なので、楽しくやってみよう!暮らしの中で試してみよう!と思ってもらえるご家庭の防災備蓄収納をご紹介していきたいと思っております。
今回の自然派防災備蓄シリーズもその一つです。
ご家庭に在るものや、生えているもので災害時乗り切れるようなモノをみつけては試してみようではないかと。
以前から、探していた松の木。
松の木はゴロゴロしてるんですが・・・
松葉を収穫できる木でないといけないので難しい。
松葉が上の方にしかないのも届かないし
下の方にあっても他人のお家の松葉を勝手に収穫もできません。
実家の家があった庭には黒松生えてたのに・・・
松の栄養価なんて当時は知りませんでしたのでその恩恵は一切得ることなく売却してしまいました。
毎朝参る神社にも丁度いい感じの松があるんですが・・・
流石に勝手に収穫はしちゃだめだめ。
ということで、八方塞がりだったのですが先日いい松みつけちゃいました。
それは、娘の学校でのこと。
ふと目に入った松は高木なんですが、ほんと下の方に枝葉が伸びてます。
「これ、ええんちゃう?!」早速、担任の先生に相談してみたら実はその松を管理していたのが担任の先生(生物)。
「いくらでも採っていただいてよいですよ」と剪定ばさみまで貸して下さるやないですか!
嬉しくてガッツリ頂いてまいりました。
帰宅してから松葉洗い。
枝から、松葉だけをスッと抜いてボウルに入れてジャバジャバと軽く押し洗い。
今回は、松葉ジュースと松葉酵素ジュースをつくろうと思い。
砂糖水も準備しました。
指でスッと抜く方法もありますが、何せ大量の松葉です。
調理用バサミをもってきてまとめてカットいたします。
本記事は、松葉ジュースについてお話させていただこうと思いますが
まぁ、つくるの簡単!シンプル過ぎて語るほどのものもありません。
↑どこにも目安しか掲載されていないので、本当に目分量です。
材料セットしたらミキサーに掛けて適度に回す。
緑色してきたらOKですよ(^^)
出来上がった松葉ジュースはキレイな緑色。
それは、まるで抹茶ジュース!
冷やしていただきましたが、どっかで飲んだことのある味・・・・
なんだろう、どこだろう?と思って娘にも試飲してもらったら
「お母さんがつくってたスムージーの味や」と言われてピン!
そう、小松菜とキュウイのスムージーの味によく似てる!
青みの中にスッキリとした酸味が含まれるそのお味。
ちょっと口に渋さを残るんですが、それも最初の1口~2口でその後はキレイさっぱり消えるえぐみ。
松葉の生薬としての効果がすごい
飲みながら、これが、老化を防ぐんだぁ・・・と目を細めて味わうわたし。
実は、その松葉ジュースの効能に驚きを隠させませんでした。
飲みやすさも◎なのですが、それ以外にも注目すべきはこの効能、その効能により中国では生薬として愛用されているそうです。
不老延年って!!すごいやないですか。
古く中国では慕われていた中国の生薬だけあります。
ケルセチンやクロロフィルは抗酸化性やデトックス効果があるので、身体のサビ取りにいいですね。
頭もクリアになるわ
リラックス効果もあるわ
抗酸化性も高いわ
抗炎症作用もあるわ
必須アミノ酸8種入ってるわ
ミネラルもあるわ
なんてとっても免疫力上がりそうでいいじゃない。
また、血液凝固作用もあるそうなので災害時のケガに良いではないかと思っております。
そして、材料が水と松だけとシンプル。平時ならば松葉だけで販売もされてますよ!とはいえ、災害時は物流も期待できません。これなら身近で手に入れれること間違いない。
気になる副作用では
・微量ながらカフェイン含む
・血液サラサラにする薬を飲んでる方は気を付けて
・松アレルギーをお持ちの方
・胃腸の弱い方
妊婦の方や持病薬との相性など確認必要な方は注意してください。
特に問題ない方も飲みすぎには注意です。
何事も過度なものは体に負担を掛けてしまいます。
ということで、松葉はみなで共有できる健康維持に必要な木。
ご近所さんで見つけたら、大切に見守り育てましょう。
今回、松葉の酵素ジュースもつくりました。
こちらは、数週間発酵に時間を要するので後日レポいたします。
今回は松葉ジュースについて。こんなにお手軽にできるならば、災害時の免疫力向上やケガ治療に役立てていただこうと思います。
是非、ご近所でよい松ゲットできたならつくってみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
今後も、災害時を乗り越えるために使える!身近なモノをみつけた時はご紹介してまいりたいと思います。
フォローいただけると大変嬉しいです、どうぞよろしくお願いいたします。