地球の裏側で学んだ7日間〜フレスコボールで得たブラジルとの繋がり〜
こんにちは、長田(@SsfRn)です。
以前、こちらの記事にも記載した通り、フレスコボール日本代表選手として、ブラジルで開催された「フレスコボールブラジル選手権2019」に出場してきました。
結果は、、、
男子一般の部 第3位!!!
ブラジルの大会で、多国籍選手が表彰台に乗るのは史上初のことで、しっかり爪痕残せたことに、嬉しさと安堵と若干後悔が入り混じった感情を感じています。
また、僕らだけではなく、女子も3位!
ミックスも5位!
日本代表チームとして、国旗に恥じない戦いができたのかなと。
(男子一般の部3位 芝・長田ペア)
(女子の部3位 小澤・落合ペア)
(ミックス一般の部5位 倉茂・落合ペア)
さて、今回はブラジル滞在7日間に感じたことを書いてみようと思います。少し長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しく思います。
【目次】
・文化を知ることがコミュニケーションのきっかけになる
・スポーツはあらゆる壁を越える
・応援という計り知れないエネルギー源
・最後に
・おまけ写真
文化を知ることがコミュニケーションのきっかけになる
ブラジルでは、ポルトガル語が言語。
日本で暮らして育つと、なかなか触れる機会ってないですよね。僕もフレスコボールと出会うまで、ポルトガル語なんて微塵もわかりませんでした。
なので、当然話せる言葉なんて、たかが知れています。
ただ、それは向こうも一緒のこと。日本語なんて聞いたことのないブラジル人がほとんどでしょうし、知っていても挨拶程度。
そんな中、どうコミュニケーションを取っていくのか?それはお互いの「文化」だったんです。
日本人ということを伝えると、よく漫画の話や、寿司、相撲、富士山など、日本の文化を象徴する単語が飛び出します。今回は、鹿島アントラーズを知っている人と2度出会いました。
その単語をきっかけにコミュニケーションが生まれていくのですが、「文化」が持つ影響力って本当にすごいなと思うのです。文化が橋渡ししてくれることで、地球の裏側の人とも、コミュニケーションが取れる。
そう考えると、コミュニティでもスポーツでも文化をつくる意味って、めちゃめちゃ大きいなぁと。そのこと自体よく理解できていなくても、文化を知っていればコミュニケーションが生まれて、内から外へ広がっていく。文化をつくり、それを発信していく意味を改めて感じました。
スポーツはあらゆる壁を越える
今回の旅でも、多くのブラジル人と交流してきました。先ほども述べましたが、言語能力皆無でも。
先日こんなツイートしました。
人種
言語
性別
年齢
障害
レイヤー
あらゆるものを超えて、そこにコミュニケーションを生むのが「スポーツ」なんだと、改めて強く実感しています。
これらのことを気にしている人なんて、ブラジルコパカバーナビーチのフレスコボールコートにはいませんでした。
「スポーツは全てをフラットにしてくれる」
だからこそ、そこにコミュニケーションが生まれていくのだろうなぁと、感じています。もちろん、まだまだヒエラルキーが強い業界ではありますが、少なくとも僕は地球の裏側でスポーツの可能性を肌で体感しました。
スポーツが切り開いていく未来、
きっとそれは誰しもがフラットで接することができる平和な世界。
そうであってほしいと、心から願って、その実現に貢献していきたいと思っています。
応援という計り知れないエネルギー源
今回、僕は「polca」というサービスを利用し、応援してくれる方を集わせていただきました。
その結果、計64名から計115,050円の支援金をいただくことができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
昨年のブラジルと違った点は、確実にここだなと思っています。
応援してくれている実感があったからこそ、僕は自分たちペアだけの戦いではないことを強く実感することができました。
それはある意味プレッシャーになり得ることですが、同時にとてつもないパワーに変わっていきました。
「応援してくれた方々のためにも、ひとつでもいい結果を残したい。喜んでもらいたい。」と。
それでも正直、今回のブラジルでのパフォーマンスにはひとつも納得していません。むしろ悔しかった。
「もっとできたのではないか?」
「あそこであのプレーをしていれば、、」
と、競技が終わってからそんなことばかり考えていました。
なんとか3位という結果は残せましたが、個人的には全然足りない結果。優勝トロフィーを持って帰りたかったんです。でも、終わったことは仕方ない。この悔しさは、来年の糧として、また一から頑張っていきたいなと思います。
帰国し、振り返っている今も、polcaをやって本当によかったなと思っているんです。
それはお金が集まったからとかではなくて、応援してくれる皆さんの声や姿がはっきり見えたこと。なんとなく応援してもらっているんだろうな、という感覚ではなく、「この人に応援してもらっている!」と、応援してもらっている方を近い距離に感じれました。
また、来年に応援してくださった方を集めて、フレスコボール体験会を開催しますので、ぜひお越しください!
最後に
今回のブラジル遠征は、本当にいい経験をさせていただきました。
学びも多く、刺激も多い、7日間。
ただただ観光するためにどこかへ行くのではなく
スポーツをし、その現地の人として暮らす
そんな旅に、とても強い魅力を感じています。
旅するように暮らして、旅するようにスポーツをする。そんなスポーツのあり方を実現することは、きっとスポーツの可能性を広げてくれることに繋がると思っています。僕のやりたいことリストに、またひとつ追加されました。
応援いただき、ありがとうございました。
挑戦はまだまだ続きますが、今後とも応援のほど、よろしくお願いします!!
※最後にpolcaでご支援いただいた皆さんをご紹介させていただきます!
※有料部分は、現地で撮影した写真を掲載しております。ご興味ある方がいればぜひ!
《polcaスペシャルサンクス》
ごとー さん
やまだももこ さん
高橋 奎 さん
小鳥遊 さん
yuki ota さん
kurumi さん
𝒜ℳ𝒜𝒦𝒪𝒮 さん
橋詰友人さん
伊藤 尚哉 さん
ゾラ さん
ジョナ さん
土田凌 さん
ハナウタカジツ 熊本 さん
Community Camp さん
木村和博 さん
かわし@デザイナー さん
米山凱一郎 さん
ゆきみち さん
Kei Imai さん
g256 さん
有輝士(ゆきじ) さん
water さん
suzuran_cc さん
小松雅人 さん
GTO510 さん
藤村 能光 | Yoshimitsu Fujimura さん
ふじはる さん
hisatsu さん
ヒロ 🇵🇹Porto さん
日本一ハードルの低いスズキ、レコード屋兼Readyforローカル部門プロデューサー さん
perori さん
オーノサエ さん
ぬま(旅するメガネ) さん
kawanoke さん
草加 さん
なかのげんいち アルティメットで2028ロサンゼルス五輪の日本代表になる! さん
吉川ユニコーン さん
阿部 光平 さん
Nozomu Niwa さん
ここからは有料ゾーン!現地の雰囲気が伝わる写真がたっぷりですので、よかったらぜひ!
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