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コミュニティコラボを成功させるために必要なことを考えてみる

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

先日、僕がコミュニティマネージャーをつとめている「グリーンズジョブ」と、コーチングスクール「THE COACH Academy」との連携を発表しました。

グリーンズジョブメンバーがコーチングを受けやすくし、トランジションを乗り越えやすくなる環境をつくるというもの。ただ、THE COACH Academyの皆さんはサービス提供者ということではなく、コミュニティの一メンバーであり、コミュニティの垣根を超えてお互いトランジションを応援し合う関係性を育むことを目指しています。

今回がグリーンズジョブとしては、初のコミュニティコラボです。それも、ただイベントでご一緒するようなレベルではなく、いつ終わりが来るかわからない期間活動を一緒に歩むというレベル感のもの。

こういった連携は僕自身も初の試みでして、ここから何が生まれていくのか?がとても楽しみな気持ちです。ただ同時に感じているのは、仕組みを用意しただけではうまく回らないだろうなということ。ソフト面の施策が求められていくのは間違いありません。

このnoteでは、現段階で想定しているコミュニティコラボにおいて必要なことを考えていきたいと思います。


双方の運営が同じ姿勢を持つこと

まず大前提で必要なこととしては、双方のコミュニティ運営者たちが同じ姿勢を持っておくことです。

例えば、どちらかのコミュニティが提供者となり、どちらかが受益者になるとします。そうなると、どうしてもコミュニティ間にパワーバランスが生まれてしまう。

そうなると、コラボから生まれるインパクトが弱まる構造となってしまう印象です。

そうならないためにも、コラボの前からちゃんと価値観や姿勢、コミュニティ観を交わし合い、「どういうビジョンを見据えてコラボをしていくのか?」を念入りに確認していくことが求められます。

コミュニティに流れている文化や価値観が合うのか?は大事なポイント。ここの相性がよければ、とてもピュアなコラボになりえるだろし、逆に交わらないような相性だと、一見条件が良さそうなコラボでも無理に進めない方がいいでしょう。


メンバーの不安と向き合い続ける

コラボは、コミュニティにおける変化です。
変化が身近に起こると、どうしても不安を抱えてしまうのが人間の性。

間違いなく、コラボをすることで、双方のメンバーに不安といった気持ちが生まれることになると思います。(もちろんワクワクといったポジティブな感情も)

その不安をそのまま放置してしまうと、きっとその人はコラボで生まれる機会に乗ってこようとはしないでしょうし、もしかしたらコミュニティを離れるという選択する可能性だってあります。

そうならないために、どうしたらメンバーの不安を解消できるのか?を考えて、そのために必要なアプローチを積み重ねていく必要がでてきます。

例えば、お互いどんなメンバーなのか?といった人となりがわからない不安があるなら、なるべくメンバー情報を可視化してあげることは大切になりますし、交流できる機会も求められる。そうなったらイベントをやって……みたいな感じで考えていく。

もし可能であれば、それをコラボ相手と一緒に考えて施策を打てるとベストだと思います。閉じて考えすぎず、しっかり運営者同士でコミュニケーションをとっていくことが、ここでも求められそうです。


結局はコミュニティの垣根をつくらないこと

総じて思うのは、コミュニティの垣根をいかにつくらないか?が大事なポイントだということです。

「自分はAのコミュニティメンバーだから、、」といった感覚やコミュニケーションをなくしていけるのか?は大切で。そこの溝をそのままにしてしまうと、きっと表面的な施策で終わってしまいます。

コラボの目的がそれならそれでもいいのですが、僕は表面的なもので終わらしたくありません。

完全に溝を埋めることができなかったとしても、少しでも浅くすることはできるはず。そのために必要なことを、ひとつずつ取り組んでいきたいという気持ちです。

お互いのコミュニティの良さや文化を感じつつ、メンバーたち自身も自ら歩み寄れる環境を築くこと。これが、コラボにおけるコミュニティマネージャーに求められるポイントかもしれません。

そんなことを感じながら、これから一歩ずつ頑張っていきたいと思います。

それでは!


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長田 涼
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