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日経新聞記事「三菱商事、ローソン・KFC再編の深謀 消費者事業に転機」に注目!

コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。

本日は以下の記事を紹介いたします。
三菱商事、ローソン・KFC再編の深謀 消費者事業に転機 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

以下、記事のサマリーです。

ローソンの再編: 三菱商事はローソンの経営をKDDIと共同で行うことを決定し、デジタル技術を活用した新しい店舗運営モデルを導入します。
KFCの売却: 三菱商事は日本KFCホールディングスの持ち株を米投資ファンドに売却し、消費者向け事業の資本効率を改善します。
資本効率の改善: 消費者向け事業の資本効率が低いため、再編を進めています。特にローソンとKFCの業績が他の事業に比べて低迷しています。

デジタルと海外戦略: 三菱商事はデジタル技術と海外展開を強化し、消費者向け事業の収益を向上させる計画です。
新組織の設立: スマート・ライフ・クリエーション(S.L.C.)グループを立ち上げ、金融、IT、ヘルスケアの部署を統合して成長を目指します。
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三菱商事のS.L.C.グループでは、ローソンやライフコーポレーション、Ponta(ロイヤリティマーケティング)といったリテイル本部やアパレル・S.P.A.本部、ヘルスケア本部等の組織があります。

コンビニ業界3位のローソンは三菱商事とKDDIとの連携より「未来のコンビニ」への変革に向けた取り組みを行っています。

スマホレジやAIサイネージ、ロボットを活用した店舗業務の最適化、リモート接客ブースを設置するなどの次世代リモート接客プラットフォームといった「Real×Tech Convenience」の拡大や、店舗を中心に誰もが豊かに暮らせる「ローソン・タウン」の実現、そして、PontaパスやKDDI「povo」との連携といったPonta経済圏の拡大等による顧客接点の強化を通じた、新しいコンビニ体験を提供していきます。

その他、ライフコーポレーションや永谷園ホールディングスといった消費者向け事業への支援を通じて30年度のS.L.C.グループ純利益を1,000億円規模を目指します。

総合商社の知見を活かした業績拡大に期待しています。

※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。