【パラ馬術さんと出会って3年が経ちました】
11月1日(金)配信分
こんにちは。
ザ・2020ビジョンの寄付のしくみ、パラスポーツを応援する「コモンズPOINT」で、「日本障がい者乗馬協会」の応援リーダーを務めた顧客業務部の萩原です。
パラ馬術さんと出会って3年が経ちました。
この3年の間に競技を応援したり、馬術体験に行ったり、選手の方々との対話など、様々なイベントを通じて、この競技の面白さが分かってきたところです。
10月27日、秋晴れの中、JRA馬事公苑でパラ馬術競技をコモンズのお仲間のみなさまと観戦してきました。
今回の大会は、国内では最高峰の大会であると同時に、国際競技の位置付けとなっている大事な試合。
9月に開催されたパリでの大会、パラ馬術のグレードⅡのクラスに出場した、稲葉選手、吉越選手の演技も観戦できて嬉しかったです。
パラ馬術は馬と一緒に演技を行い、その正確性と技術性、美しさを競う競技です。
公平に競技を行うために、選手たちは障がいの程度によって5つのクラスに分けられ、グレードによって、歩く速度が違います。選手は改良された鞍、手綱、鞭、鐙など使用することができます。
決められた技術を行えていることはもちろん、人と馬が一体となって調和しているか等が審査されます。オリンピック、パラリンピックで、動物とともに行う唯一の競技です。また、男女の区別なく同じ条件で実施されることも競技の特徴です。
観戦したのは、音楽に合わせて、決められた動きを取り入れて行われる自由演技。
事務局長の河野さんより、審判が採点する際のポイントや見どころを丁寧に解説していただけたので、初めて観戦した方でも理解を深めながら観ることができました。
自由演技は、気に入った曲を使用し、規定の演技をしているだけではなく、相棒の馬の雰囲気に曲があっているか、音楽と馬のステップがあっているか、など厳しい審査があるため、競技用に音楽をアレンジする専門の方もいるそうです。
一緒に観戦をした普段から馬術を嗜まれている方も「高度な経路の構成でびっくり!」とのこと。
初心者からベテランさんまで、見応えがある試合でした。
今回4度目の観戦をした私の気づきは、試合が礼で始まり、礼で終わること。
武道の精神に通ずるところがありますね。
そして、試合前に選手紹介がありますが、必ず騎乗する馬の紹介もあること。まさしく人馬一体!
試合後に選手の方が馬と会話をしている姿にもほっこり。
愛情なのか、それとも信頼関係なのか?人と馬がひとつになって織りなす競技のすばらしさを感じました。
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パラ馬術の選手は国内で10名ほど。
まだまだ選手の数が少ないことも知りました。
試合を運営しているスタッフの数も少ないことは応援に訪れる度に感じます。
もっと注目されれば、選手層が厚くなり、サポートする方も増えるのかもしれません。
コモンズPOINTで応援することになったことをきっかけにパラ馬術との出会いがあり、早3年。
これからも様々なパラスポーツや選手、それを支えている方々の魅力との出会い、体験を自分も楽しみながらお伝えできればいいなと思います。
この3年間コモンズPOINTはパラ馬術を応援してきましたが、来年からメインの応援先が変わります。
「ザ・2020ビジョン」のファンドを購入いただいているお仲間の皆様には、パラスポーツの応援先を選定に参加いただけます。
来月12月には、応援先の選定に関するお知らせが届くと思いますので、コモンズからメールが届きましたら、次回の応援先にはどんな団体さんがいるかわくわくしながら一緒に出会いと体験を楽しみながら応援していければ嬉しいです。
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