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日経新聞記事「ダイキン、米空調部品メーカーと合弁 省エネ技術提供」に注目!
コモンズ30ファンドの投資先企業の記事を基に、どのような取り組みを行っている企業なのかをマーケティング部齋藤が日々ご紹介します。
本日は以下の記事を紹介いたします。
ダイキン、米空調部品メーカーと合弁 省エネ技術提供 - 日本経済新聞
以下、記事のサマリーです。
ダイキン工業は、米空調部品メーカーのコープランドと合弁会社を設立し、2025年6月までに事業を開始する予定です。
合弁会社はコープランドが51%、ダイキンが49%を出資し、資本金は500万ドルです。
ダイキンは圧縮機の技術を提供し、住宅用エアコン向けに供給します。
2027年ごろには、ダイキンの技術を活用した圧縮機の専用工場を北米に設立する計画があります。
これにより、ダイキンは北米市場でのシェア拡大を目指しています。
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ダイキンとコープランド社は今回、コープランド社を通じてダイキンのインバータ・スイングロータリー圧縮機の技術を米国の住宅用空調市場へ供給するための合弁会社を新たに設立します。
なお、日本のエアコンはほぼすべてインバータ制御を搭載していますが、米国のエアコンはまだ10%以下で効率が良くないとのことです。
今回の合意により、コープランド社の米国の住宅用空調市場向け圧縮機の製品群が拡充され、業界が脱炭素化に向かい、暖房の電化が進む中、より幅広い顧客ニーズに対応できるようになります。
また、ダイキンの北米空調市場シェアは19%で、シェア首位は米トレイン・テクノロジーズの21.1%と肉薄しています。協業をてこにして、北米でのシェア首位になることができるのかに注目しています。
※文中に記載の内容は特定銘柄の売買などの推奨、または価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。