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半年間、しくじりコモンズラボゲームを提供しての気づき



#欲しかったのはノウハウよりも分かち合う相手だった
#アクションして初めてわかることが多い
#次のバージョンからは砂時計も同梱する

しくじりコモンズラボゲームの商用化

コミュニティ活動に関わることの楽しさやしくじり(悩みや失敗)を分かち合いながらコミュニティへの愛着や誇りを共有する「しくじりコモンズラボゲーム」。

しくじりコモンズラボゲーム

昨年(2022年)のプロジェクトを経て開発し、今年8月に100セットを量産化。おかげさまで本日までに68セットをお渡しできました。当初はウチの一部屋が潰れてしまいそうだったのですが、今はクローゼットの中にしまえるボリュームになりました。よかった...。

しくじりコモンズラボゲームのパッケージ


欲しいのはノウハウよりも分かち合う相手

自助・共助・公助のバランスを取り戻すためには共助(NPOや市民団体などのコミュニティ)がHUB・COREになる必要があり、NPOや市民団体はWill(やりたいこと)・Must(期待されていること)に対してCan(できること)が不十分な場合が多いので、Canを増やすために各コミュニティのノウハウをコモンズ(共有財)にして補完し合うことを目指していました。昨年のプロジェクトでも「できないことを解消する」前に、「できないことのもどかしさを分かち合うこと」が先決だということになって、しくじり(悩み・失敗)を共有するゲームとして軌道修正した次第でした。

Will・Mustを叶えるCanが不十分
悩みや失敗を共有してから解決策を共有する

・・・で、8月以降の体験会などを通じて上記を検証できた感じ。
まずは分かち合うこと(心理的安全性の確保)。話せる相手がいるということ、その話をちゃんと受け止めてもらえるということ、そして、感想をフィードバックしてもらえること。これらを欲していたんだなぁーと実感しました。
分かち合った後に解決策を共有してコミュニティ自体をUPDATEしていくという手順が重要。

しくじりコモンズラボゲームをプレイしている様子①


良い意味で砂時計が必要かも

しくじりは3分、感動した出来事などは2分、話を聞いての感想は30秒と設定しているのですが、相手にわかってもらえるうれしさ、相手の話に応えたいという優しさから、中々、設定時間内で話が終わらないという光景を度々見ました。
それ自体はいいんだけどエンドレスになるケースもあるため、次回以降のパッケージでは砂時計も同梱しようと決めた次第です。

しくじりコモンズラボゲームをプレイしている様子②

しくじりコモンズラボゲームの体験やご購入に関して

しくじりコモンズラボゲームの初期ロットはまだ30セット近くありますので、よろしかったらX'masプレゼントやお年玉でご購入ください🙏

体験会のモデレーターとしてもお伺いしますのでお気軽にお声かけください。最近はNPOや市民団体向けの体験会に加えて、職員向け研修でも活用いただくようになりました。ありがたいことです。感謝。

▼概要や購入方法はコチラ▼


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