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【顧問インタビュー#15】企業様のフルポテンシャルが発揮されるよう、触媒となって黒子に徹する。|小山顧問の教え

はじめまして。
顧問バンク運営事務局です。

顧問バンクでは、企業と顧問をマッチングするプラットフォームサービスを運営しています。この度、登録顧問数は9,500名を超え、より多くの方々のビジネスの発展にお役立ていただいております。

しかし、今までは登録いただいている顧問について知っていただく場をご用意できていませんでした。そこで、改めて登録顧問の方々の魅力や実績をより多くの方々に知っていただきたいと考え、直接顧問へインタビューを行い、その内容をご紹介していくことになりました。

小山顧問に1問1答形式で、成功する企業の特徴や、これまでのキャリア、顧問としての役割、さらに企業成長のためのアドバイスを深掘りしています。企業の成長と成功を目指す方々にとって、必読の内容となっています。ぜひご一読ください。


💡 小山純吾
総合商社での7年間の経験を経て、25年間コンサルティング業界で活躍。トップ営業と顧客開拓、PMO、PMI、BDDを強みとし、経営層を支援しながら70社・120件のプロジェクトを主導。営業部門での目標達成や、5,000名以上のセールスマン育成など、組織能力の向上にも貢献。現在では、自身の経営する株式会社小山にて、コンサルティング事業を展開。

01. これまでのキャリアについて


Q.現在どのような仕事をされていますか。

企業のコンサル(直請)、企業のコンサル(コンサルファームのサブコンとして)、PMO案件のデリバリー側メンバーなどをしています。

Q.これまでのご経歴についても教えてください。

総合商社7年。その後コンサルティング歴25年。在籍ファームの顧客数1,300社、プロジェクト5,000件のうち、自身が中心となって関わった案件は、70社・120件ほどです。 コンサルとしてのトップ営業・顧客開拓、PMO、PMI、BDDに強みがあります。

コンサル先では、社長直轄で、役員・本部長を補佐して事業を牽引しました。 常駐し、本部長、副本部長、部長(支店長)、課長と1on1での日次ミーティングにおいて課題解決、施策実行しました。 中計・予算・施策立案だけにとどまらず、KPIの設計、組織マネジメントを通じ、実行におけるプロセス管理に強みがあります。

営業部門を対象とした事案では、前年度比110~130%以上の目標達成を創出し、セールスを対象とした研修では、20社5,000人以上のセールスマンを育成(上席者にも同時にマネジメント研修)しました。また、組織能力向上を通じた成果創出も特長です。

2011年~2020年:コンサルティング・ファームでは、副社長とコンサルティング本部長を兼務。 ファーム全体のマネジメントに従事しました。 業種・対象テーマは多岐に亘り、PEファンド投資先対象会社のバリューアップにも強みがあります。

また、採用責任者、講演活動、幹部・社員研修の講師としての活動のほか、在籍ファーム発刊の書籍の執筆をしていました。

Q.ご経歴の中で特に印象に残っている成功体験はありますか?

某ゼネコンでのコンサル案件にて、社員の成長、変化に驚き・喜ばれた社長が会議中男泣きされたのを見た時、胸が熱くなりました。

Q.今だから思う「成功した理由」はなんだと思いますか?

誠心誠意、企業様の成功にコミットして、粘り強く伴走したこと。

Q.今後挑戦していきたい仕事や目指している目標はありますか?

これまでの経験を通じ、企業様の成功・成果創出に尽力する事。私なりの知見や実績を還元する、世の中にお返しすること。

02. 顧問バンクについて


Q.顧問バンクに登録したきっかけはなんですか?

ネットで見かけたのがきっかけです。 facebookなどの媒体から拝見しました。


Q.顧問としてどのような企業やプロジェクトに関わってきましたか?

顧問バンク経由ではありませんが、7社程関わっています。

Q.可能であれば特に印象に残っている支援を教えてください。

高級菓子の老舗でのコンサルティングを通じ、企業の内部統制や意識改革が進んだ結果、業務効率が向上し、職場全体に一体感が生まれました。そこで、成果報告では現場のリアルな声を経営層に届けるため、当時の学生アルバイトが発表を担当することになりました。学生は「職場環境が改善されて仕事が楽しくなり、お客様のために考えることが自分のやりがいになった」と語り、その言葉に感銘を受けた社長は、学生アルバイトを卒業後に社員として迎え入れることを決意されました。

このエピソードは、企業全体の意識改革が現場の一人ひとりに確実に浸透し、組織の成長に繋がったことを象徴する出来事でございます。

Q.顧問としてのモットーや信念はありますか?

企業様のフルポテンシャルが発揮されるよう、触媒となって黒子に徹する。

Q.顧問として特に力を入れている点はありますか?

偉そうにしない。相手を敬い、たてる、力(企業力、個人の能力両面)を引き出す。

Q.今後の顧問活動の目標やビジョンはなんですか?

顧問活動を通じ、私なりの知見や実績を還元する、世の中にお返しする。
チャレンジし続けている企業のサポートをしたい。

Q.新たに取り組んでみたいプロジェクトはありますか?

「ベンチャーのサポート」はよくある話。私は敢えて、成熟企業の更なる成長の手助け、或いは停滞を再生したい。


03. 顧問バンクを利用されている企業へ向けて


Q.中小企業やスタートアップ企業で、特に重要視すべき取り組みや戦略はありますか?

スタートアップ企業が仲間を集めるためには、しっかりとした事業計画と事業戦略を策定することが重要です。

社員が増え、2〜3年後に企業全体で目標を振り返る際、事業計画がぶれていると、企業としての方向性も揺らいでしまうため。

Q.ビジネスを成功させるためのアドバイスはありますか?

ゴールから逆算すること。

単に事業計画や事業戦略を設定するだけでなく、まず3年後のゴールを定め、2年後にはどうなっているべきか、1年後にはどのような状態を目指すかを明確にし、それを毎月の目標に落とし込むことが大切です。

また、情勢などで目標通りにならないときは、しょうがないで終わらせるのではなく、目標ややり方を新たに引き直すこと。

Q.顧問としてのご経験から、企業が成長するために必要な要素はなんだと思いますか?

たゆまぬマネジメント。マネジメント=「管理」ではない。マネジメント=組織を全速力で「疾走させる」こと。

04.小山顧問自身について


Q.尊敬する人物や影響を受けた人物はいますか?

稲盛和夫さん。渡邊美樹さん(ワタミ創業者)。

Q.自身のモチベーションを維持するための方法や日々のルーティンはありますか?

ある会社の事を四六時中考えている事(=ああすれば?こうすれば?とアイデアが湧く)。やらないと廃人になる。

05. 最後に


Q.すでに顧問バンクに登録している企業やこれから登録する企業に伝えたいことはありますか?

「顧問」と言っても、千差万別。ケミストリーが合う・合わないが重要と思います。経歴や出身企業、肩書だけを見て採用するよりも、よくよく面談をして、見極めた方が良いと思います。

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