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YouTube/Twitchのライブ配信で「草」を拾うツールを開発したら、切り抜きがめっちゃ楽になった。

こんにちは。ogawaです。

私は普段、会社員をしながら、2年以上に渡ってTwitch配信者のYouTubeチャンネルにてディレクション業務やショート動画の編集をしています。
そして、切り抜きシーンの選定の効率化ができないかと、色々な方法を試してきましたが、かなり答えに近づいてきています。

今回は、僕らチームで開発した切り抜き効率化ツールであるCommentClipの新機能「わらわら分析」をご紹介します。


CommentClipを知らない方は、以下のnote記事の最後をご覧ください。




わらわら分析とは?

わらわら分析とは、ひと言でいうと「笑いが起きたシーンを検出する分析」です。

通常の「コメント量だけを算出する分析」とは異なり、「w」や「草」が含まれるコメントのみを抽出し、それにより大小に関わらず笑いが発生したシーンを見つけ出すことができます。

以下の画像が実際の画面ですが、青色のコメント量グラフに対して、オレンジ色で笑いを含むコメントを表現し、ひと目で「30秒ごとの笑いコメントの割合」もわかるようになっています。

「わらわら分析」では、笑いが起きたシーンをオレンジ色で表現する

なぜ実装したのか?

そもそもCommentClipは、盛り上がりシーンの特定のためにコメント量をグラフ化する機能がメインです。
そして、大半のユーザーは「簡単に面白いシーンが知りたい!」であることがほとんどのため、『それなら直接面白いシーンを見つけられる指標があればいいじゃん!』となったのがきっかけで、わらわら分析が生まれました。

そのうえで、ユーザーにとって”わかりやすく、使いやすいUI”を重要視しています。

何がどれだけ便利になったのか?

笑いによる盛り上がり or 笑い以外による盛り上がりがひと目でわかる

まず、笑いコメントに着目することで、1つ1つの棒グラフ(30秒間)で盛り上がりがあったとして、「笑いによるコメントが多数なのか」「笑い以外のコメントが多数なのか」がわかるようになりました。

言い換えると、「笑い以外の盛り上がり」or「笑いでの盛り上がり」が可視化され、よりひと目で時系列の雰囲気を掴みやすくなりました。

青色部分の高さが全体コメント数を表し、オレンジ色部分が笑いコメント数を表しています。

クスっとする笑いも拾える

また、1コメントでも笑いが発生すれば、それを拾うことができるようになりました。
それにより、配信者によるトークを聞いた人がクスッときた場面も簡単に探し出せます。

わらわらコメント1の内訳をみることで、じわじわくる笑いも拾えるようになった。

無料で使えます。

最後に、わらわら分析を使いたいという方へ朗報です。

現在、CommentClipはβ版で無料公開しています。
もし試してみたいという方は、以下までお願いします!

X(旧Twitter)はこちら


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