【怪奇幻異譚】設定や裏話 No.2 (第四話+外伝一話時点)
この記事では私がニコニコで投稿しているホラー淫ク☆bb劇場動画、怪奇幻異譚シリーズについての設定や裏話ついてご紹介します。あらすじに関しては特に深い内容は書いてないので飛ばしてもらって構いません。
あらすじ
※今後は此処へwiki用の粗筋を纏める。
【第一話】いつも通りの日常。そしていつも通り田所は大学に通い講義を受けるが、妙な違和感を感じる。近頃水回りのシステムの調子がおかしかったり、トイレに続く廊下に不気味を感じたり…。そして田所は宇月と久々に一緒に下校するのだが…。
【第二話】遠野達とのカラオケを楽しみ、バスで帰宅しようとする田所だが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして気が付くとそこは白黒で構成された異世界だった。世界を脱出する方法を探すべく、バスの運転手である大佐と共に行動する。
【第三話】三浦の家でお泊まり会、田所はその日友人達が次々に死んでいく夢を見る。その日から田所は鳥居をよく見かけるようになる。白昼夢を見るなど異常現象が続く、だが気が付いたときにはもう手遅れであった。
【第四話】オカルト研究部の誘いで空手部やその友人達とキャンプをする。オカルト研究部員達は別の目的である廃村の調査を行うが、条華が奇妙な光景を見る。そして秋吉もこの山で霊気を感じはじめた。その嫌な予感は的中し、彼等が下山する途中で…。
【外伝一話】大佐の過去のお話。いつも通りの下校、真愛珠と別れたあと。雨が降る中で彼女は謎の影を目撃してしまう。家には普通に帰れたのだが、怪奇現象が起きてしまう…。
物語の設定
怪奇幻異譚の主人公は田所浩治。彼や空手部、その周りの人達を中心として話が展開される。時期は2021年11月頃から始まっている。なお現実での時事的要素は基本的に含まれない。
第四話では度々異常な現象に出会う、観測する、また特定の人物が何かを感じるなどする。それもその筈、キャンプ地としていたその山自体がいわくつきだったからだ。時は1945年、大規模な山火事が発生した。その被害はかつて人が住んでいた村へにも迫っていた。彼等は避難した、だがその途中で…。その後新聞にもあった通り、行方不明者は続出…村の人々も例外では無かった。
数々の異常現象。村に向かう途中で条華は奇妙な光景を洞窟のような場所で目の当たりにする。幾つかの人影、手、血。彼等も同じ被害者なのかもしれない。秋吉は山火事の夢を見たり霊気を感じたりした。これも彼等の影響によるものなのか…。
だがこれで終わりでは無かった。下山途中、異常な霧に覆われ雨も降り、移動を中止しなければならなかった。そこで洞窟を見つけるのだが、其処はいわくつきの山の中でも特に酷かった。異常な疲れを感じていた秋吉は気絶し、玲憂は不調を訴えた。条華に至っては何かに取り憑かれたかのように狂い始めた。影響された者と影響されなかった者の違い…霊媒師である秋吉がなってしまったということから、霊感の強さが関係していると考えられる。霊感が強いからなった、つまり一連の現象は全てこの山で亡くなった人々の憎しみや苦しみが、そのまま反映されと考えられるのだ。秋吉もそう予想している。それはとてつもなく強い、いや数も多い。除霊しきるなんて到底難しいだろう。
ところで途中で木村、三浦、宇月、柳賀と逸れてしまっていたが、それは洞窟に入る前だった。だが洞窟内には宇月と柳賀の姿を田所は確認している。あれは幻覚なのか…それとも別のなにかか…。だとしてもそれは決して良くないものだろう。
外伝一話は、ある時点で大佐と田所が喫茶店で話す機会があり、そこでの大佐の過去の話題で展開された。おおよそ十年弱程前…大佐は雨の中で謎の影を目撃してしまう。それは一件かの有名なくねくねの様な動きだったが、どうもただのくねくねではない模様。大佐は直ぐ様逃げたが、既に魅入られてしまったのだろう。自宅で怪奇現象に遇ってしまい、下手すれば命を失うところだったかもしれない。もし大佐の母親が作ったお守りがなかったら…。
更に大佐の過去の話になり、両親が病死…いや別の何かによって亡くなったことが明かされた。…どうやら大佐も田所と同様に遭いやすい人の様だ。共通点の大佐と田所、彼等が出会いは果たして…。
様々な裏話
第三話では玲憂が、田所と宇月と話している最中に妙な光景を見たり、第四話では異常な疲労や不調に見舞われるなどしている。玲憂には霊感が他の人よりもあることが此等の出来事から分かります。じゃあ条華は?って話ですが…まあ後々ってことで。
幻異譚の世界では、例のメンバーが面白味研究会ではなくオカルト研究部という名前で活動している。にも関わらず彼等に霊能力的なものは持ち合わせていないのだが…。ところで以前夏のホラー淫ク☆リレー企画'22にて公開した「招き神」でもオカルト研究部という名前で例のメンバーが活動している。しかしそちらでは上華という名字であり、こちらでは条華という名字なので、違う世界です。オカルト研究部は今後も関わる重要な存在となります。
大佐が高校生の頃は既に両親は居ません。ですが完全な一人暮らしというわけではなく、「今日はうち以外誰も居らんはずなのに…」という発言から、世話してくれる人が居る可能性が考えられます。言ってしまうと母親の姉妹ポジションにいる人物なんですが、動画内での描写の機会がうまく作れませんでした…。ただ、この設定はとても重要というわけではないので、特に気にする必要もありません。
動画制作について
怪奇幻異譚第四話と外伝一話、今回の投稿日はどちらもとんでもない時間が空いてしまいました。というのもリレー企画やらダンマクカグラというゲームのファンゲームの譜面制作で時間を使ったからですね。勿論bb劇場の動画制作は大変だけど楽しいです。ですがそれよりもやりたいことだったのでこんなにも時間が空きました。まあ譜面作りも音楽制作も然程時間をとらないので、単にリアルでの生活が忙しかったのもあるかもです。そもそも2022年後半は高校生三年生なんで、そりゃあ忙しいのです。幾ら指定校で大学が決まったとはいえ、それ以前の成績やらその維持…手続きで大変でしたよ。
第四話、今回は必然的に立体建築は無しになるなと分かっていました。その代わり自然の背景が勝負になりました。この背景探しが物凄く大変でした。私は背景と人物の動きにはかなり気を配るので、時間はかかりました。光や影の編集も手は抜かないので当然更に時間は要します。特に大事な洞窟内でのホラーシーンでは2つだけしかない洞窟の画像で臨場感を出すために苦労しました。凸エッジやカメラワークのぎりぎりを攻め、可能な演出を出来るだけ取り入れる。そんな作業でした。また中盤の探索シーンでは探検感を出すために一人称指定を活用しました。
外伝一話、短めになるけれども勿論ホラーシーンはあるし手も抜きません。メインが大佐なので、折角だからMMDも駆使してみようということで、初のMMD動画を含んだbb劇場になりました。これがまあ時間掛かった。ボーンを動かす知識しか無かったので、身に付くまで結果長かったです。なんやかんやしてモーション、シェーダー、マテリアル等々…使いこなせるようになり、良い映像が創れました。AviUtlでの色調補正も加えるのは最早当たり前になっています。
最後に
以上で現時点での怪奇幻異譚の設定や裏話についての記事は終わりです。幾つか動画を投稿した後に記事を出すと思うのでどうぞよろしくおねがいします。最後まで読んで頂き有難うございました。
今後も2,3話ごとにこのnoteの設定記事を更新していきます。
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