結局どのマスクが一番いいのか問題
通訳の仕事は外国の方とのやり取りがあってこそですので、まともに仕事への影響があるわけですが、それでも何とか仕事はあるという状態です。ありがたいことです。
もちろん、まだまだ渡航制限がありますので基本的には対面でのお仕事ではなく、リモートでのお仕事です(例外的に、在住外国人とのやり取りで通訳サービスが必要とされるときには対面ということもありますが、私は予定が合わない等で経験していませんのでここでは省略します)。リモートといっても複数のパターンがあり、私の経験では、
1) 自宅からのリモート
2) 客先でのリモート
3) 通訳エージェントその他が構えている通訳センター(呼び方はさまざま)などでのリモート
があります。そして、仕事も逐次通訳と同時通訳があります。ウィスパリングは春以降、私は経験していません。
このうち、1)についてはマスクは不要なのですが、お客様や通訳パートナーと同席する2)と3)についてはマスクが必要になります。
逐次通訳の場合
こちらにつきましては、いつも不織布マスクを着けています。これまでのところ何ら問題はありませんので、今後の不織布マスクを使います。
同時通訳の場合
最初は普通に不織布マスクをしていました。しかし、すぐに息苦しくなってきます。酸欠とでもいいましょうか。呼吸数が増加し、自分が排出した二酸化炭素を吸ってしまうという悪循環。10分~15分でパートナーと交代しますが、苦しくて集中力に欠けてしまいます。心臓がバクバクとし始めたときもありました。
どうしようかと悩んでいたところ、先輩からマウスシールドがいいということをお聞きし、すぐさま入手して次の案件ではマウスシールドに。「楽!!!」当然ですよね。呼気は上から抜けていきますし、普通に酸素を取り込むことができるわけですから。ということは・・・飛沫飛び放題??
そんななか、マスクの効果としては「不織布マスク>布マスク>ウレタンマスク>マウスシールドなど」という情報が入り、そして、昨今の第3波。そこで、また不織布マスクで同時通訳業務を行ったところ・・・やはり苦しい!!そのときご一緒した通訳者さんから「ポリウレタンマスクはまだマシ」ということを聞き、帰路で入手して次の仕事ではポリウレタンマスクを使いました。
確かにマシ!しかし、ずっと口を動かし続ける通訳業務ではしょっちゅうズレてきます。ですので、左手で鼻のあたりを押さえながらの業務となってしまいました。マスクは試用できませんので、どうしても「ズレる」「サイズが合わない」という問題が出てきますよね。
そして次は
今年の通訳案件は現時点ではもう終了していますので、年明けの次の案件では布マスクを試してみることにします。手持ちの布マスクには、①ユニクロのもの、②衣料品メーカーのワールドのもの、そして③某歌舞伎役者さんがCMで宣伝していらしたガーゼタイプのものがあります。①と③(特に③)は普段使いでもすぐにズレてくるので②を試してみます。
年明けはうまくいけば中頃にまた同時通訳の仕事があります。さて、どうなりますやら???
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