「この時間、意味ありますか?」いきなりクライアントに質問してみた
こんにちは。対話の専門家 田口淳之介です。
エグゼクティブパーソナルセッション終了時に、経営者であるクライアントさんからいただいた言葉。
とても嬉しかった!!!
ボクはこの日、経営者さんから仕事に対する想いや従業員さんに対する想い。会社の未来やお客様への感謝の気持ちなどを聴きながら文章を作成していました。
その文章を元にさまざまな切り口から質問させてもらっていました。
カタチの無い仕事をするというコト
ボクの仕事は、料理やヘアデザインのように、提供したものが視覚的にすぐ確認できるようなものではありません。
なぜなら、人の「思考」や「感情」自体をダイレクトに扱う仕事だから。
今回のように「思考の整理」をサポートさせてもらっても、最後はその会社で働く従業員さんや顧客にその整理された経営者さんの思考が届かないと意味がない。
そして整理された思考が行動となり成果につながるまでには、確実にタイムラグが発生します。
だから、上記のTweetのように、クライアントさんから具体的な声を聞けるのはとても嬉しいのです。
整理された思考のもつパワー
経営者やマネージャーなどの責任ある人が「思考を整理する時間」を確保するのは、とても大切なことです。
いや、経営者に限らずすべてのビジネスパーソンにとって大切なこと。
たった一人の人間が経営やビジネスについて思考を整理することで、一体どれだけの人に影響が与えられるか?
少しだけ想像してみてください。
同じ会社で働く仲間、仲間の家族や友人、そして顧客。
多くの人の人生に影響を与えます。
こう考えると思考を整理する行為というのは「大切」というより「必須」なのです。
しかし、「思考を整理しなきゃ」とわかっていても、時間を確保できている人は案外少ないものです。
ボク自身も、「頭の中のアイデアを整理しなきゃいけない」と思いつつ…YouTubeをダラダラみていたりすることがあります。
なぜ思考の整理をサボるのか?
その答えはシンプルに「考える」という行為は重労働だからです。
そして、思考の整理にはスキルも必要。
さらには、自分ひとりで「思考を整理する時間」を定期的に確保するためには強靭なメンタルも必要なのです。
自分に甘いのが人間。
だから「やんなきゃ…」とは思いつつも、後回しになってしまうことがあるのです。
ただ、後回しにして問題が解決するわけもなく、ビジネスが前進することもありません。やはり逃げられるものではありませんね。
まとめ
どんな仕事も"誰かの役に立っている"から存在していますよね。
ボクの仕事のひとつに「"思考の整理"をルーティン化」をサポートする、があります。
今回はクライアントさんの言葉で、あらためてそのことをハッキリ意識できました。(感謝です🙏)
対話はいつも新しい気づきを与えてくれます。
もし、あなたが「"思考の整理"をルーティン化」できていないなら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!