部下で悩む管理職に共通するたった一つの問題
こんにちは、対話の専門家 田口淳之介です。
ボクのもとには、毎日のようにビジネスパーソンからさまざまな相談事が集まってきます。
その中でも多いのが、管理職の方々からもちかけられる「部下」についての相談。
あなたもこんなことを感じた経験はないですか?
仕事していない部下に注意したら不貞腐れるような態度をとられて、イラついた…
部下に指示を与えたら「ハイ!」と言ったので、仕事を任せていたらまったく進んでいなかった…
何度も同じ注意をしているのに、また同じことを繰り返している…
部下をもつ上司の悩みは上げればキリがありません。
上記のような悩み、ボクも経験してきています。
当時はめちゃくちゃムカついていました。
「そもそも目上の人に対する態度じゃない!親はどう育てたんだ💢」
なんて、自分のことを棚上げして、いつも苛立ちにまみれていたのです。
しかし、ある時からあまり怒らなくなりました。そして徐々にほとんど怒ることはなくなったのです。
とは言っても、怒るのを我慢したわけでもなく、諦めたわけでもありません。
たった一つのことを徹底しただけです。
部下について悩むのをヤメたい管理職必見!部下について徹底理解する
怒ってばかりだったボクが、平穏な気持ちを抱くようになったのは、部下について「知る」ことを徹底していくことを決めたときからでした。
部下が何を考え、何を感じ、どのような行動パターンをもっているのか?
何が好きで何が嫌いで、何に怖れを感じ、何に幸せを感じるのか?
とにかく目の前の部下について知ることだけに集中しました。
「部下について知る」が大切なのは、考えてみたら当たり前のことです。
美味しい食事を創るシェフは食材について知り尽くしています。
モテる男は女性について理解が深い。
お金持ちはお金について詳しい。
つまり、できる上司は部下について深く理解しているのは当然です。
部下について理解するために、ボクは「対話」を学び実践しました。
そして、部下について理解していくのと同時に、絶対に忘れてはならない鉄則があります。
それは我慢と辛抱を区別すること。
部下との関係性において我慢している管理職は、基本ストレスを溜め込むだけです。そして、その部下を伸ばすこともできません。なので、このポイントが実は一番重要です。
しかし、この区別ができず苦しんでいる管理職には、どれだけ文章でお伝えしても伝わらない可能性が高い。なぜなら読み手にある種のフィルターがかかっている状態なので、ボクの本意が届きにくいのです。そのため今回は省略しますね。
部下のことで悩んでいるならすぐに行動!
部下との関わりで抱えるストレスは対話をトレーニングし実践したら減らせます。
さらに言えば、部下の成長に貢献することもできます。
ほとんどの管理職は部下のことを本当の意味で理解せず、仕事を任せようとし過ぎです。
自分のために。
そして部下の成長のために。
「対話」というツールを最大限活かせば、状況は一変していきます。
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