6月のお言葉「生命尊重(せいめいそんちょう)」 お誕生日おめでとうございます!
6月のお言葉「生命尊重(せいめいそんちょう)」
お誕生日おめでとうございます!
6月の誕生日の皆様へ
6月のお誕生日の皆様、おめでとうございます。6月の言葉として「生命尊重(せいめいそんちょう)」 をお伝えします。
生命尊重の意味
生命尊重は、文字通りですが、生きる命を尊いものとして重んずること。生きとし生けるものすべてを大切にすることです。
自分の命を大切に
まずは、一番大切にしなければいけないのは、自分の命であり、生きていることです。「生きているだけで丸儲け」とは、明石家さんまさんの言葉ですが、本当に生きているだけで、まずは良いと考えることが重要です。あれがほしい、これがほしい、あいつに勝ちたい、こいつに勝ちたい。そう思っているうちは、到底本当に幸せにたどり着けません。 一日の始めに目を覚ますと「ああ、今日も生きているなぁ」と感謝でき、そして、一日の最後に眠るときに「今日も生きてたなぁ」と感謝できれば、幸せです。もちろんその間に悩みもあるでしょうし、困ったこともあるでしょう。楽しいこともあれば、悲しいこともあるでしょう。でも、それは生きているからこそ味わえることで、命を失ってしまっては二度と味わえません。どんな地位や財産も、ずっとあなたと一緒というわけではありません。しかし命はあなたとずっと一緒なのです。そんなずっと一緒の生命を大事にしなくて何を大事にするのでしょうか?
周りの命を大切に
同じことが周りの人にも言えます。親兄弟子供孫を含めた家族、周りの友達、職場の同僚、昔お世話になった先生や上司など、その方々が生きていたからこそ今の自分があるのです。その方々がずっと生きていること、そしてその方々が命を大切にしていることが大切ではないでしょうか?そのためには、自分が何をしたらいいのか、何ができるのかを一緒に考えてみてはどうでしょう。もちろん、嫌な人もいるかもしれません。意地悪してくる人もいるかもしれません。それでも、その人がいるから助かっている人や、回っている世の中もあることを心に留めておくとよいでしょう。
繋がりの命を大切に
さらにあなたとはまだ一度も会ったことがない人、遠く離れた外国の人、今戦争が行われている地域の人も、家族がいて、親兄弟がいて、仲間がいて、遠く遠くてもあなたとつながっているのです。その人達の命も大切に考えることができれば、争いなんて起きるはずもないのです。
人以外の命を大切に
これは人に限ったことではありません。身近にいくとペットから動物園の動物たち、家畜に至るまで命があります。皆さんを毎日待ってくれている犬や猫、楽しませてくれる動物、そしてここは難しいところですが、鶏や豚や牛などの家畜も、人が生活するために育てられた命です。命を大切にいただくことも一つの考え方でしょう。むやみに殺していいわけではなく、無駄にしていいわけでもありません。命に感謝して美味しくいただくことも生命尊重かもしれません。また、育ててくれた畜産農家さんにも感謝が必要です。これは植物にも言えるでしょう。植物だって、水分や養分を根から吸い上げ、太陽を浴びて呼吸をし光合成をして生きています。人参、大根、キャベツのような野菜だって一緒です。米や小麦などの穀物も同じです。人類の食料として育てられているのです。肉だけではなく、植物にも命があり、そのお陰で私たちも生かされています。
生きていることに感謝
生きているということは、野菜や穀物、食肉の命があり、親家族、友の命があることで生かされているということになります。
つまり、自分が生きていることは、生命尊重、生きる命を尊く重んじることだということになります。
では、何をすればいいかというと、まずは毎日食べているものに感謝し、周りの人に感謝すること、それしかないのではないでしょうか?
6月の特別な時期
6月は、4月に年度が変わり、学校や職場で新しく出会った人とやっと仲良くなった時期かもしれません。そんな新しい仲間にも家族がいて、友人がいて、その人たちに生かされているのです。その仲間と美味しい食事を取り、楽しく会話できるのも、平和だから、周りに生かされているからではないでしょうか?
誕生日に考える命の意味
自分の誕生日であるこの日に、もう一度命とは何かを考えることができるのは、幸せだと思います。
この12ヶ月の言葉は、日本仏教保育協会から拝借しました。
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