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生理の貧困とは?

経済的な理由などで、生理用品を十分に入手することが困難なことを言います。
また、他にも羞恥心により購入できない場合や、家族の無理解により入手出来ない場合も含まれます。

生涯で生理にかかる費用は?

大体40万円ほどと言われています。

ピルのオンライン診療サービス「スマルナ」の調査より計算式はこちら↓
「生理用品はナプキンを使用」「2~3時間ごとにナプキンを交換」「生理期間が5日間」「1~3日目に鎮痛剤を使用する」と仮定した場合、生理にかかる費用は1日あたり約100~140円、1カ月あたり約500~1200円で、生涯にかかる費用は約40万円という計算になる

他にも生理用ショーツを買ったり、生理による体調不良を緩和するために低用量ピルと服用したり、肌がかぶれやすいため高価なナプキンを使ったり、お腹を温めるためにカイロを使用するなど人によっては上記の40万円以上かかってしまいます。
また、生理痛によってアルバイトや仕事を休んだ場合は収入減にもつながります。

本当に買えない人がいるの?買えない時はどうしているの?

限られた収入やお小遣いで色々なものを買わなければいけないため、生理用品の購入の優先順位が低くなる状況があります。
やはり、食費や交際費、通信費や学費、洋服費や娯楽費に比べると優先順位は低くなってしまいます。

買えないときはナプキンやタンポンを長時間使って交換する頻度を減らしたり、トイレットペーパーやキッチンペーパーなどで代用する人が多いそうです。

女性として生まれたため、40万円以上も生理に使わないといけないのってモヤモヤしませんか?男として生まれたら生理用品が買えないことに悩ますに済んだしこの費用は他のことに使えたのに・・・

海外での生理の貧困対策を見ていきましょう

スコットランド:生理用品の無償提供を法整備(世界初)
ニュージーランドとフランス:全ての学校で無償提供
アメリカニューヨーク市:学校や避難所、刑務所などで無償提供
イギリス:一部の生理用品に対する税金を撤廃

日本では、地方公共団体一部の学校や公共施設などで無償提供をしており、東京都は全ての都立学校の女子トイレに生理用品を配置する方針を決定したそうです。(2021年5月時点)

家族の無理解によって生理用品を購入することが出来ずに苦しんでいる子がいます。家庭内でも、家庭外でも生理のことを気軽に話せるようにしていきたいですよね。そうすることで減る生理の貧困もきっとあると考えています。

中学生時代に生理用品を隠しながら女子トイレに行っていた日々を思い出しました。あらかじめ女子トイレに置いてあったら隠しながら持っていかなくて済んだので気楽にトイレに行けましたよね。
また、生理はO日O時にくるよ~と確実に来る時を教えてくれません。なので、急に来てびっくりした時ありませんでしたか?もし、生理用品を置いておいてくれたら安心して外出出来ますよね。
この点から女子トイレに生理用品をあらかじめ置いておくことは安心して生活を送るためにも良いことなのではないかなと考えます。

最後に、生理用品は生活必需品なのに消費税10%もかかります。ちなみに新聞紙は軽減税率が適用されて8%です。(一部10%のもあります)
新聞紙より生理用品の方が生活必需品だと思うのですが、皆さんはどう考えますか?

生理用品の負担を軽減していくことは大事なことだと考えています。まずは消費税8%に下げて、ゆくゆくは消費税撤廃もしていくと男女の金銭負担格差が今よりは減っていくのではないかと考えます。

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