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第4話「イメージをしながら声を癒す」心の声を聞いて人生を照らす物語

ある方が「悟りとは本性を現すこと」と言われました。生まれた時はみんな赤ちゃんで「無」でした。それこそ、本性ですよね。それが成長していく
につれて、世間の声で汚れていきます。

私たちは、自分を表現するために生まれてきました。ですが、あなたに
本性を現して欲しくない人がいるとしたら、あなたを全力で止めにくる
でしょう。あなたが本性を現してしまったら、あなたを支配できなく
なるから。


そこで私たちは「イメージ」を使います。あなたの声とイメージが合わさると、望む現実が目の前に現れます。

「この世は波動でできている」としたら、声も波動。望む現実をイメージ
しながら声を出すと、望む現実が現れるかもしれません。

すると、あなたの意識と無意識が統合されて、穏やかな生活を送ることが
できるようになっていくことでしょう。


私は自分の声が嫌いでした。それは、母親の声と同化し過ぎていたため、
聞くのが嫌いだったのかもしれません。

そこで自分の望む声を目指して、尊敬する人をイメージしながら真似を
しながら歌い続けました。すると、自分の「我」が剥がれ落ち、本来の
優しい声になっていったんです。母親と切り離されたのでしょうね。


母親と見えないへその緒でつながれていると、母親の感情や傷が流れて
きて、いつまでも自分で呼吸できません。呼吸は自立を意味するので、
母親から自立できないんです。

いつまでも幼い頃の自分として私を見る母親は、私を「可愛かった
あの頃の私」のままで側に置いておきたいんですね。いつまでも成長
できずにいたのは、これが原因だったかもしれません。


母親との見えないへその緒を切って、思いっきり呼吸をして、自由を
手に入れました。自由とは「自分の個性を表すこと」本来の自分は
穏やかでした。


「ただ自分を表現したい」その望みが叶った今、さらに自由になっていく
プロセスで、「暗闇の中から光へ抜けた私」と同じような境遇の人と、
笑い合うイメージが湧いてきます。

そして、光の方へのびていく道を歩み続けながら、声の癒しを続けて
いくんです。さらなる自由を目指して💐

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kiyomi
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