発達障害と診断されるまで。―そのにー
こんにちは!こみみです。
今日は前回の続きから書こうと思います。
前回の記事を読んでない方はぜひこちらから読んでいただけると嬉しいです。
発達障害外来受診
いよいよ病院受診です。
初診では問診票(当てはまるか当てはまらないかチェックをつけるタイプもありました。)が数枚あり、それを記入し、先生に幼少期の頃や今の自分の困っていることなどを伝えます。
そして初診時に学校の通知表と幼少期や小中高時代の様子をまとめたものを持ってくるように言われていたので、提出しました。
私は当時一人暮らしをしていて、親に病院についてきてもらうことができなかったため、文書にしてもらい提出しました。保護者の方についてきてもらうことが可能な場合は、ついてきてもらって先生に直接、幼少期の頃の様子など説明されるほうがいいかもしれません。
(私が初診で受けたのは2017年頃です。もしかしたら今はその頃と変わっていることもあるかもしれませんので、参考程度にしていただけると幸いです。)
診察の結果、先生から詳しく検査したほうがいいと言われ、WAIS-IIIという検査を受けることになりました。
当日受けることができるわけではなく、予約制で後日受ける仕組みです。
検査の予約をして初診時の診察は終了です。
いよいよWAIS-IIIを受ける
そしていよいよ検査当日。心理士の方と1対1で検査を開始します。
検査時間は約2時間で、休憩なしで行いました。単語の意味を答える問題や、絵を見て不自然なところを答える問題など様々なものがありました。
私自身が感じたこととしては、集中して取り組むことができてあっという間に終わりました。また、数字を答えるやつが大変で苦手意識がありました。
自分の中では全力を出して取り組んで、意外にできた感覚だったのでもしかしたら発達障害じゃないのかもと考えていました。
結果は…?
結果は1か月くらいで出たので、再度病院を受診し結果を聞きに行きました。
検査の結果、私はADHDとASDだと診断されました。
全般的な知的能力は平均(IQ=90-109)だったのですが、下位検査間で大きなバラつきが見えそれが私自身の生きづらさに繋がっているとのことでした。
病院の先生から「今まで大変でしたね」と言っていただけて、肩の荷が下りた感覚がしました。
今までの辛かったことが報われたようでした。
診断をきっかけにこれ以上一人暮らしを続けるのは困難だと判断し、私は東京を離れ地元に戻ることになります。
(私の場合私生活で支障が出ることが多く、一人暮らしを続けていると仕事にも支障が出るとのことで、このような判断になりました。)
東京を離れるということは診断してくださった病院で診てもらうことができないということで、かなり悩みましたが、一度親元で生活のリズム等を立て直すために実家に帰ることにしました。
以上が駆け足になりましたが、私が発達障害だと診断されるまでの生い立ちになります。
その後、また一人暮らしに挑戦して失敗し、障害者手帳を取得するようになるのですが、そのことはまだ今度書こうと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!