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【ロンドン・エディンバラ】イギリス4泊5日の旅 DAY2

¡Hola!  maiです。

今回も月末の連休で行ってきたイギリス旅行について書いていきます。

前日にホテルの最寄駅の近くでおいしそうなカフェ?パン屋?を見かけたので、そこで朝ご飯にベリーデニッシュとカフェラテを頂きました。ビジュアルはめちゃくちゃ可愛くてどれにするか迷いますが、ロンドン価格なので値段は全然可愛くなくて笑っちゃいます。

私は手前のベリーデニッシュをチョイス

普段「カフェコンレチェ」と言い慣れていたので注文の時に英語でカフェラテなんて言うんだっけ?と一瞬戸惑い、「カフェラッテ♪」とそれっぽく発音したら「ラテね」と訂正されました。どうやら英語なら「ラテ」だけでいいらしく。ラテン系言語脳モードが抜けないのでコーヒー要素はどこへ?と思ってしまいます。
そんな屁理屈は置いといて、リベンジを果たしに歩いて例の場所に向かいます。



①ウェストミンスター寺院

前回のnoteでお話ししましたが、昔行ったロンドン旅行で目の前まで行ったにも関わらず中に入らないで帰ってしまったウェストミンスター寺院。10年間それを後悔し続け、ついにやっとそのリベンジを果たす時が来ました。
長年夢見たものっていざ目の前にすると、非現実に迷い込んだような、本当に自分がその場にいるのが信じられないような、不思議な感覚になるんですよね。
いざ中に入ると壮大さにまず言葉を失います。半年間スペインを巡ってから来るとただでさえ新鮮なのに、この寺院が歩んできた1000年近いイギリスの伝統と歴史、そして多くの著名人が眠る神聖な空気を肌で感じ、もう感動で胸がいっぱいで涙をこらえるのに必死でした。

綺麗なステンドグラスとアーチ

精巧で美しい彫刻たちに出迎えられ奥に進むと、高い天井の身廊が上からの優しい光に包まれていて、思わず息をするのを忘れるほどでした。多くの著名人が埋葬されているこの寺院ですが、赤い花が添えられた「無名戦士の墓」が唯一上を歩くことが出来ないようになっている、というのも胸を打たれました。
金色に装飾されたクワイヤスクリーンの深いブルーを抜けると聖歌隊席があり、式典用にオーストラリアなどの連合国の名前が刻まれた席が用意されているのがとってもイギリスらしいなと。

クワイヤスクリーン

正面には祭壇が。天井の方まで装飾が施されるスペインのものとは違い豪華絢爛な箱のような形のものが置かれ、組み石の床と緑のクロス(今はキリスト教のカレンダーで緑の時期らしい)がかけられた台も素敵でした。

祭壇


裏を回って、この寺院の建設をしたエドワード懺悔王の部屋(王室の戴冠が行われる場所)の横を通り、一番奥のレディーチャペルへ。

レディーチャペルの天井を見上げる

色鮮やかな旗で飾られ、大きく精巧なステンドグラスからは光がたっぷり差し込んで、花のような天井のアーチの美しさが際立ちます。
ここにはたくさんの王のほか、エリザベス女王やスコットランドのメアリなど女王も多く埋葬されています。スペインの大学の英語の授業でイギリスの歴史に少し触れたので、知っている人が多く眠るこの場所は歴史の厚みをひしひしと感じました。
最後に沢山の著名な作家が埋葬されている場所を訪れ、いつか原文でここにいる全員の作品を読めたらな、なんて想いを馳せたり。ここでオーディオガイドが終わりなのですが、日本語があって本当に良かったなあと改めて思います。感謝。
最後に中庭をぐるっと回って、憧れの場所に別れを告げました。

中庭から眺めるウェストミンスターの美しい白肌


②バッキンガム宮殿

ウェストミンスター寺院でゆっくりしすぎたので早足で次の目的地へ。この日は衛兵交代式が行われるということで向かったのですが、行進が始まってしばらくして到着したので物凄い人混みでした。かき分けながら入ってくる衛兵を見た後、すぐ宮殿入り口側へ移動したのですが、周りはみんな背が高いし私は低身長だしでほぼ何も見えず。演奏される美しい音色に耳を傾けていたのですが、前にいきなよと譲ってくれる人がいたり、自分達も小さい子たちに見える場所を教えてあげたり…なんだか心があったかくなりました。
赤い服のイメージだったのですがどうやらこの時期は冬仕様だったようで。グレーのコートもまた素敵でした。

象徴的なフワフワの帽子が可愛い
宮殿正面


③フォートナム&メイソン

次は憧れのアフタヌーンティーへ。といってもかなり時間に余裕があったので、下のショップでお土産を購入。ショップの内装もパッケージも本当に可愛くて、おとぎ話のプリンセスの部屋みたいでした。

ショップ店内も高級感あって可愛い!

近くの中心街をお散歩してからついにアフタヌーンティーの時間に!ミントグリーンに彩られた部屋はお祝いや大切な人と過ごす人でいっぱいでした。紅茶の本場で、ピカデリーのフォートナム&メイソンで…この贅沢を味わうのが今回のイギリス旅行の一番の楽しみの一つでした。
最初は一番ベーシックそうな「ロイヤルブレンド」というお茶を注文。忙しいのか少し時間がかかりましたが、5種類のサンドイッチ、2種類のスコーン、5種類のスイーツがのったプレートが出てくると思わず「わあ…!」と声を上げてしまいました(笑)

今回は一番ベーシックなメニューをチョイス

サンドイッチもついおかわりしてしまうほど美味しくて、スコーンについてきた甘いクリームやジャムも上品な味で…気づいたらスイーツの分のお腹のキャパシティが埋まりそうなほど。それでも2杯目に頼んだ「フォートナム」というお茶がめちゃくちゃ好みだったので、せっかくだしスイーツも一緒に楽しみました。あのお茶買って帰ってくればよかった(涙)歴史の中で磨かれた豊かな香りの中に華やかさと深みと、本当の大人のカッコよさと言うべきか、憧れの女性像が浮かぶような、そんな味でした。


④聖パウロ大聖堂

貧乏性を発揮してパンパンに膨れ上がったお腹を抱え、片手にはお持ち帰り用スコーンを提げ、向かった先は聖パウロ大聖堂。最終入場時間ギリギリに向かい、10分前に着いたのですが入れませんでした(涙)またイギリスでリベンジしなければいけないものが出来ました。
仕方ないので大聖堂近くの庭へ。小さく咲く花と一緒に大きなドームのある大聖堂をカメラに収め、次の目的地へ。

大きなドームが象徴的


⑤キングスクロス駅

エディンバラ行きのバスまで時間があるので、地下鉄で数分、ハリーポッターで有名なキングスクロス駅へ向かいました。地下鉄から上にあがると重厚な造りのホームがあり、横を抜けて現代的なデザインの方に来るとお目当ての9と4分の3番線を発見!少し列に並びましたが、無事写真撮影完了。撮る時に杖が選べたのでハリーのを選ぶと「ワオ!ハリーのやつ!」とテンション高めのお姉さんに持ち上げられました。なぜ。

⑥ハロッズ

お次はテディベアで知られる高級百貨店、ハロッズへ。綺麗な内装に高級ブランドが並ぶ光景に恐縮しながら、足早にお土産売り場へ。衛兵、ハロッズ店員などいろんなコスチュームをまとったテディベアがお出迎え!

何か話していそうな雰囲気(実際の売り物)

可愛いぬいぐるみやイギリス風デザインの小物、バッグなど、全部欲しいと思ってしまうほどの可愛さでした。荷物の関係で大量にお土産は買って帰れないので、赤い服を着たミニテディベアのキーホルダーをひとつ購入。暗くなった空とハロッズの外観の写真を撮り、赤バスの2階に乗ってバスの駅の方へ向かいました。

有名なアングルから ちょうど赤バスが!


⑦エディンバラへ

駅近くのパブに入ってサラダで腹ごしらえし、ホテルに預けていた荷物を受け取りに。下のパブでロンドン最後にジントニックを一杯飲み、バスステーションへ向かいました。スペインのバスステーションより若干治安が気になりましたが、遅延もなくバスが着いてくれたので少し安心。綺麗なロンドンの夜景に別れを告げ、エディンバラに備えて眠りにつきました。


盛りだくさんだったロンドン2日間が終わり、次は初めてのエディンバラです。

では。


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