ほぼ漫画業界コラム182 【アートとエンタメの話】

はい、最後の永遠のテーマ。アートかエンターテイメントか。この二つは明確に分かれていて、アートは自己表現であり、自分が発信したい感情、思想、視点を表現するものです。 、お客さんを楽しませていただきます。

じゃあ、そのうち漫画を作る人たちはどっちを追求すべきかという話です。 じゃあ、できることならアートで勝負したいですよ。 、簡単じゃありません。人ってのは他人の表現にとても厳しいです。

さて、アートとは表現されるのではなく、誰が表現するかが99%だと私は思っています。

そうですね、アートな漫画で成功するためには、積み重ねが必要だということです。うん、そういうことです。具体的な作品名を挙げて語ると分かりやすいのですが、荒れたら嫌なので出しませんね。

だから新人漫画家がアートな作品で勝負しても、最も世間から相手にされません。連載中であれば、徐々にアート成分が増えてもいますが、読者を減らす可能性があるのでリスクを受け入れられます。

もう一つは、戦略性を持ってアート作品を積み重ねる可能性はありません。10年くらい同じテーマで良質なアート作品を発表し続ければ、受け入れられるかもしれません。覚悟が必要ですが。

まあ、私はエンターテイメントを極める大切だと思います。これ以上漫画スタジオやWEBTOONスタジオで控えるのは、それを徹底的にできているところだけだと思います。

たまに何も分かっていない業界の老害が、それを揶揄して「作りたいものを作っよ!」「表現として浅い」とか馬鹿にしてしまいます。

悔しいですよね!?それでも我慢しましょう。老害は無視します。正しいのは、ひたむきに人を楽しませようとしているあなたです。まずは10年積み重ねましょう。いつか勝負できればいいのです。

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